Buckコンバータの原理をScicos(Silab)で確認

2009-01-15 | CMOS
アルゴリズムが独特なようなので、精度についてもっとよく調査しなくてはならないが、まずは大丈夫。会社のPCでは普通に計算できた。
でも、自宅のノートPCでは無理だろう・・・グラフィック表示も遅いだろう。

微分方程式を勉強するには、

「a course in mathmatics for student of physics 1」の
2章、3章が役立ちました。

例えば、DC/DCなんて、
dv/dt=av+bi+e
di/dt=cv+di+f
をd(v,i)/dt=A(v,i)+(e,f)書いて、
初期条件と、2×2行列Aの特性方程式の解のタイプに応じて、指数関数を駆使することで統一的に解が表現できることで、尽きます!

あとは、寄生素子、固有の遅延時間と配線ループ面積の情報が、理想値からのずれをもたらすだけだ。

そこまでしなくても、電気回路系の参考書にある微分方程式を
積分系のモデルに書き直せば、すぐ計算結果が出ます。

今のバージョンのScicosがとても便利で、十分実用にも耐えそうな感じにできていて関心します。

但し、ディスクリート部品でブレッドボードにDCDCを作ると、
理想とは程遠い現象が多発します。
本当の面白みはその解析から始まるように思います。
「なんでこんな波形が出るの?!」
という疑問をひとつひとつ解決するしかありません。
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