昨日は、予約してあったメンタルヘルスクリニックに主人と行ってきた。
父、母、兄との間で起きた最近のことを話した。時折、過去にフラッシュバックしながら一生懸命話した。昨日は、気が高ぶって眠れなかったことも話した。
30分は話しただろうか?主治医の先生は、私の話を珍しく真剣に聞いてくれて、カルテに手書きで一生懸命書き込みしていた。
話し終わって、「家族とは絶対に接触しないでください。ZOOM面会も、旅行も、電話もやめてください。あなた、今フラッシュバックが起きていて目が座ってなくて、危険です。ドクターストップです。」と厳しく言われた。
ZOOM面会は、家族4人で月1回。父からの電話は毎日だった。旅行は6月下旬に2泊3日、伊豆高原のコテージを予約していて、父と主人と私の3人で行く予定だった。「どれもやめなさい。」と言われた。「今入院しますか?それほど危険です。」とも言われた。
入院は何とか免れたけれど、2週間後に診察受けることになった。(ホッ!)
帰ってきて、電話カウンセリングで私は今までの話をして、めったに泣かない私が大泣きしてしまった。がんの告知でも泣くことなかったのに・・・でも主治医の先生やカウンセリングで感情を吐き出したら、すっきりするものがあった。主人は父のことを怒っているが・・・
私は禁止されている父からの電話を取った。そして父は「この間は言葉が足りなくて、まりあを不愉快な思いさせて悪かった。」と言ってきた。私は「言葉が足りないだけでなく、言葉が悪いよ。直らないね。」と言った。父は「そんな親だと思ってあきらめてください。」と言った。
そうなんです。92歳の父を変えることはできないんです。言葉に毒がある毒親なんですね。ずっと毒親ではないけど、時々毒親なんですね。そう思ってあきらめるしかないんですね。
父は、昔、幼年学校に合格して、軍隊出身で軍隊の教育受けてました。だから教育、躾と称して子供の兄と私を殴る蹴るのものすごい暴力もありました。私には短大まで父は手を上げてました。そして、言葉にものすごい毒がありました。
昔、過去はその毒親の部分で、私まともに傷ついて落ち込んでひっくり返っていたのです。でも、今回の件で、風穴が通った気がします。私は、そんな父の毒親の部分、言い返したり、怒ったりできるようになったんですね。
主治医の先生と主人は、父との旅行は反対するけど、92歳の父にとっては、多分最後の旅行になるかもしれません。伊豆に行って、城ヶ崎海岸のつりばりを自力で渡って、ワニ公園、ステンドグラス美術館、神祇大社行って…と父は楽しみにしているんです。さすがに中止できません。
でも、2週間後の診察と夫婦カウンセリングが入っているので、まず私が心身ともに健康を取り戻してから決断しようと思っています。