今週木曜日は 『 プレバト 』 の放送がありました
所謂 、 いつき組の云うところの プレバト ナイト
は
「 草津の湯もみ 」 でした
ランキング 1位 は A.B.C-Z ・ 河合さんの
冬景色湯けむり景色母景色 でした
唯一の才能アリ 70点
夏井いつき先生の解説~
俳句のタブーを上手くテクニックに変えている
「景色」で 一つ一つが切れるような調べになっている
「三段切れ」 といって嫌う 、 1句の調べが滞る
三段切れを上手に使いこなす 典型的なやり方
同じ言葉で韻を踏んでいくことでリズムを作る
「冬」「湯けむり」「母」 お互いの言葉が殺し合っていない
母 → 人物
湯けむり → 光景・温かさ
冬 → 季節・冷たさ
言葉と言葉が お互いを引き立てあっている
一語でも動かすと 全体のバランスが崩れる
触ってはいけない作品
凡人3位は ケンドーコバヤシさんの
湯飛沫が後に控えし燗急かす
よって 添削にござい~
湯飛沫よ後に控えし熱燗よ
そして 、 今回 、 特待生の昇格試験がっ!
ワンランク上の 厳しい査定に挑むのはっ!
特待生5級の 梅沢富美男さんっ!
湯もみ歌聞こゆ湯畑雪もよい
湯もみの目の前が湯畑で お湯がダーっと流れている
そこで歌を聞いていて ふと空を見上げた時に
そろそろ雪が降るのかなぁ ‥ という感じがした
夏井いつき先生の解説~
映像がちゃんと浮かびます
湯もみ歌聞こゆ / 湯畑雪もよい
「聞こゆ」が言い切りの形になるので
「湯もみ歌が聞こえます」 で ワンカット
「湯畑」という光景が出てくる
「雪もよい」 これが季語になる
冷え込んできて今にも雪が降りそうな曇天
この季語を知っているだけで俳人の顔ができる!
そういう暗い空が最後に出てくる
3か所切れているのだけれど
5・7・5でなく 変則的な切れを使いこなしている
テクニックを自分で披露している
果たして 査定はっ ‥‥‥ 1ランク昇格ーっ!
調べも褒めておきましょう
さっきの1位の句は 景色・景色・景色で韻を踏んだが
これはちょっとテクニックが上になる
「湯もみ」「聞こゆ」「湯畑」「雪(ゆき)もよい」
「ゆ」の音を響かせながら
三段切れをやりつつ
映像もちゃんと描いている
褒めるしかないでしょう!
おめでとうございます 素晴らしいです
‥ ね 富沢さん (解る人には解るのです)
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