夕飯の支度をしていると、義母が
「コバエとるやつ、残ってなかったけか？」
階段下の収納庫にあると思うけどね
「見たんだけど 無かったんだよ」
そらぁ、使っちゃったら無いだろーけど
使ってないなら あるでしょーよ
‥‥ え？ 見に行くんじゃないの？
何だよ、結局 私が見に行くんかい
火ぃ使ってるっつーのに ‥ はぁ ‥ 
収納庫 
ほらぁ、ちょうど正面に置いてあるじゃんか
（箱の中に ひとつだけ残っていました）
「あ～れ、わがんなかったな～」
よく見てくださいよ、ちゃんと整頓してあるから
義母、綺麗好きを自負してるテイだけど、
それって、表面＝人目に付くところなんですよ
物置とかクローゼットとかに入れてしまえば、
その中はグチャグチャでも気にならない
前～に、台所用洗剤で こんなことがありました
確か、お盆とかお彼岸とかだったでしょうか、
実家への帰省から戻った夕方、台所に立ったら、
義母が「洗剤の詰め替え、ねーんだけど」
え？ いつものところに買い置きないですかね
シンクの後ろの棚に ‥‥ あ、ありますよ？
「‥‥‥‥‥‥‥‥」
義父「おめーが ちゃんと見なかったんだんべよ！」
☝ 存命中のことです
助け舟って訳でもありませんが、
まともなことを言ってくれるときもありました
「そんなところに隠されたんじゃ わがんねーんだよ！」
‥ 別に隠してないし ‥ いつも置いてあるところ ‥ 
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