今頃だけど、昨年11月末、宮崎に帰省した時のこと。
私は9月に帰った時に既にこの時の航空券をとっていました。ちょうど特別なバーゲンをやっていたようで、でも気づいたのが、本日までという段階。迷ったけれど、父の病気(肝がん)もいつどうなるか分からないし、すごくお得だったので、えーいと購入。
その後、父は、9月に帰った時から大きく状態に変化なく自宅で過ごせているのですが、子供達に話をしたところ、入院すると会えなくなる可能性が高いし、少しでも元気なうちに会いたいと。
息子は、お盆や年末年始に休みがないので、年に二回連休があるのですが(私もむかーしそうだったなー)、それを私が帰る日程に合わせて取れないか交渉してみると。
そして、娘は、カフェ(うさぎ)の世話があるので、私とは重ならないようにしなくてはね…と。でも、孫二人揃って顔を見せてあげたいよね…と、そんなこんなで、計画を立てて、娘が一番に、翌日息子が、その翌日私が向かうという日程に。
娘はその頃体調に不安を抱えていて、2泊3日で、早々に帰りました。
息子と宮崎で過ごすのは、2009年の帰省以来。
息子がレンタカーを借りてくれて、父夫婦の用事もこなしつつ、出来るだけ行きたかった所に行こうと、なんだろう、思い出をたどるように、町を巡りました。
まだ子供たちが小さかった時に行った場所、ここであんなことしたね、あんなことあったね、おじいちゃんも海に入って、元気だったね。
午前中にプールに行って、午後から海なんてことも。
ここに来たのは、いつだったっけ?と二人であーだこーだと記憶を辿ったり、波の音を聞きながら、ぼーっと海を眺めてしまい、これじゃあこのまま何時間も経ってしまうねと笑い合ったり。
25歳になった息子と、こうして過ごす。なんて幸せな時間を過ごしているのだろうと、そんな気持ちになりました。思い出しても胸いっぱいになってしまう。
すると息子が、
「そろそろ次に行きますかー。海に入るのにね、まだあったかい時間がいいからね」
そう、11月末だというのに、シュノーケリングの準備してきてた(笑)
娘が言うには、大きな荷物を見た時に、海に入る準備してきたなと察したそう。
まぁ、とってもあったかくて、というか日中は暑いくらいで、この私が上着を着ないくらいではあっけれど、さすがに海に入る気満々とは笑っちゃいました。
そんなに長い時間ではなく戻ってきたけれど、全然大丈夫だったらしく(水温が)震えてもないし、くちびるの色も変わってないし、めちゃくちゃ爽やかな笑顔で戻ってきました(笑)
シャワー浴びてくる間に、私は貝殻拾い。
シャワー浴びてくる間に、私は貝殻拾い。
子どもの頃も、もくもくと探して拾っていたなぁ。
いつのまにか夢中になっていました。
親子で満足(笑)