オレンジ色の家庭

こころ温まる日々の出来事を発信したい。

足のマッサージ

2007-12-10 08:20:12 | 家族

 

   A さんの息子さんは結婚式を1ヶ月後に控えた夏の日
   事故に遭遇しひん死の重傷を負いました。
   救急病院から蘇生できるかどうかわからないという
   連絡を受けたA夫妻と婚約者は新幹線に乗って
   海辺の小さな病院へ駆けつけました。
   宿を確保しAさん夫妻と婚約者で交替で看病しました。
   意識の混濁した息子さんがある日目覚めて
   「昨日はお母さんの誕生日だったね、
   何もしてあげれなくてごめんね。僕は決して死なないから」
   長い緊張状態で聞いたその言葉はとてもうれしいものだったそうです。
   元気になってふと息子さんが
   「足のマッサージ とても気持ちがよっかったよ」
   と言ったそうです。
   私も父の足のマッサージ何気なくしていたのですが
   それを聞いてからは力を入れて祈るような気持ちで
   するようになりました。
   冷たい足に温もりがみられるだけでなく
   顔の表情まで柔らかくなってくるようです。
   温かい血流が体をめぐり酸素の取り込み量や
   呼吸数まで数値が良くなっていくような気がします。
   お見舞いには、
   ぜひ手や足のマッサージをしてあげてください。


      


   


つかの間の休日

2007-12-05 21:05:00 | 

        
                              洞爺湖              

       湖に舟の灯見ゆる雪晴れ間

       

       

       

               湖に降り積むばかり雪激し

        

             

     車窓より見る鈍色の冬の海 

     冬の月暮色の湖に影落とす
 
     羊蹄山迫り出してくる寒さかな     

     旅の夜外は地吹雪餅雑炊 
                   花笑み

 

                                                      

                    
                                   北海道大学  

       新雪や鳥の足跡のみ印す

       突然の雪に雀たちも驚いたのか雪の上に実を探して
       ついばんだ足跡がたくさんありました
       イチョウの葉はすっかり落ちているのに銀杏は木に
       残っていました。枝先に凍っているように見えました。