オレンジ色の家庭

こころ温まる日々の出来事を発信したい。

講談社 野間記念館

2008-09-18 23:33:27 | 

       
     
      有楽町線の江戸川橋で降りて神田川沿いに歩き関口芭蕉庵
      から胸突き坂をのぼり永青文庫を過ぎて目白道路に出ると
      野間記念館がありました。
      講談社の野間氏の自宅だったようです。
      河合玉堂とその門下 村上豊「小説現代」の表紙絵
      静かでゆったりとした時間が流れていました。
      庭を見ながらいつまでもいたい記念館でした 

      野間記念館のホーム㌻です
      http://www.nomamuseum.kodansha.co.jp/about/index.html

 

      細川家の宝物が詰まった永青文庫
       

       
            細川ガラシャの辞世の句
      ちりぬべき時しりてこそ世の中の花も花なれ人も人なれ

      18代の細川護熙が総理を辞するとき引用したことを思い出しました
      60歳から晴耕雨読の生活に入り芸術性の高い陶器を焼いています


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ひな鳥

2008-09-17 19:58:47 | 家族

      

     玄関を開けるとひな鳥が2羽こちらを向いて餌を待っているように
     大きい口を開けていました
     写真を撮ろうとしたら後ろを向いてしまいました
     親鳥が後ろで危険を感じてケタタマシク囀っています
     かごを巣と間違えたのでしょうか
     母鳥の呼びかけに1羽が飛び立ちました

     
     しばらくするとこの1羽も飛び立ちました
     静かな玄関にもどりました

     子雀が家の中に紛れ込んだ30年ほど前の情景を
     思い出しました
     止まり木のある鳥かごに入れて
     水をあげたりひえやあわを買ってきたりしました
     外では親鳥が「出ておいで」と言わんばかりに鳴いていました
     かごごと外に出すと親鳥が餌を運んで口移ししました
     かごを囲んで父や母、子供たち、私たち夫婦
     親鳥の深い愛情に感じ入りました
     子供たちが外へ出してやろうと言ったのに観察したいばっかりに
     かごに入れたまま家へ戻しました
     翌朝、誰よりも早く起きた次男が「死んじゃった」とがっかりしていました
     雀は止まり木にいたそのままの姿勢で下で横になっていました
     親鳥はすでに近くにはいませんでした

     スズメバチが紛れ込んで大騒動をしたこともあったね
     子供たちと泣いて喚いて感動したあの日々が
     とても懐かしいのです

           

コメント (2)
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立待ち月

2008-09-16 23:02:13 | 俳句

          
          立待の月ほのかなる小雨かな     石志井寛
                               

          今日は十七夜 やっと月を見ることができました
          立待月ともいいます
          立って待っている間に出る月の意味だそうです
          十八夜は居待月 座って待っていれば出てくる月
          十九夜は寝待月 月の出るのが遅く寝て月を待つ
          二十夜は更待月 夜が更けて出る月を待つの意
          二十三夜は真夜中の月
          翌月の十三夜は後の月 栗名月 豆名月といいます
          ちなみに十五夜は芋名月といいます
          透きとおった空気の中で煌煌と輝く月を見ていると
          はかりしれない元気をもらっている気がします
          いにしえ人がどんなに月を愛したか月の命名からも
          わかります

         
         千歳菊という羊羹を頂きました
         紅 黄 紫の鮮やかな色合いの羊羹です
         以前いただいた和菓子に会う紅茶をいれて
         月を愛でながら深夜のお茶をいただきましょう

          

        長い間ご無沙汰しました
          涼しくなってすこしばかり元気になりました
          これからもよろしくお願いいたします

   


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