フイリタナオスミレ(斑入り種生菫)
自然交雑種のスミレです。
なにげなく踏み込んだ斜面に、そのスミレは咲いていました。
ドッキ~ン
落ち着いて! と 自分に言い聞かせて
葉の確認を
裏側もね
葉の表面には白い条が見え、裏面は濃い紫色 をしていますので
フイリタナオスミレ(斑入り種生菫)でしょう。
フイリタナオスミレの両親は
フイリフモトスミレと
ヒゴスミレ
発見された場所、三重県の「種生」からつけられています。
もう一株
こちらも 花を咲かせていました。
どちらの花も、すぐそばに咲いていた フモトスミレより ひとまわり大きく
こちらは、花全体のフォルムは ヒゴスミレ
唇弁の紫条と 側弁基部の毛の多さは、フモトスミレ似 というところでしょうか。
こちらは フモトスミレ似ですね。
二株しか出ていないにも関わらず、顔が違っているという不思議
可能性として 考えられる 4つのタイプが 一度に(近くに)発現すれば
比較ができて面白いのに・・・ などと 思ってしまいましたが
たとえ そんなことが起きたとしても、私には その詳細な違いが判別できないでしょうね。
初めて出会った フイリタナオスミレは
見頃だったこともあり、整った上品なスミレという印象でした。
今はまだ小さな二つの株が、盗掘に会うことなく もっと大きくなってほしい
そう願いつつ、その場を後にしました。
見つけた時の気持ちの高ぶりは相当なものだったのでしょう?
しっかし、はねねこさんも「ギザギザの葉」の沼にすっぽりはまっていそう?ですね(笑)
ドキドキ感かな?(笑)
ちなみに私なら、
エイザンスミレっぽいね~
で、終わってしまいそうです。
初対面、よかったですね。(^^)
>見つけた時の気持ちの高ぶりは
はい、それはもう・・・ (^^)
Hgさんは何度も経験されていると思いますが
私は慣れていないので、あわてましたです(笑)
「ギザギザの葉」の沼にはまっている人、多いですね。(^^;
>宝くじにあたったような
あら、困りました。当たったことないんですもの(笑)
でもまぁ、ドキドキは、少額の当たりくらいかもしれませんね。
予期していなかったので、後からジワ~っと嬉しさがこみあげてきました。
せっせと歩いていると、いいこともありますね(^^)
僕ももしかしたら今までに逢っているかもしれませんが、気づかなかったなぁ。
葉っぱの裏をめくるときのワクワク感が伝わってきました。
ハーフのスミレハントの時こそ、ぜひご一緒したいですね。
アッキーマッキー
いえいえ (^^; お粗末な観察力でして。。。
いつも何か見落としているんです。
このスミレは、周りのフモトスミレより大きかったのと
葉っぱがきれいに切れ込んでいたので、すぐにわかりました。
今のところ、交雑とわかるのは、このタイプだけですが
そのうちにパッと見ただけで、わかるようになるでしょうか。