Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

プログラムを作っているところです

2006年06月20日 21時43分52秒 | Weblog
そろそろ当日のプログラムの原稿を出さないといけなくって、
今日は、さっきまでずっと曲目とか、プロフィールとか書いていました。
明日のホールリハーサルをやってみて、まだ曲目が変わる可能性があるので、
その辺も考慮にいれて、早めにださないと・・・と思いながらの、今なので、
デザインのおじさんに文句でもいわれるかなぁ・・・と思ってこわごわ電話。

「ああ、そろそろでしたね~」・・・わたしよりのんきだった。

噂によると、3日でもなんとか仕上げてくれるらしいので、大丈夫かなとは
思っていたが、本当に大丈夫だったので、最後、お尻に火がつかないと
仕事をしない私向きのデサイン屋さんだ。
ありがたいありがたい。


さて、民謡を歌う今回、さっきふと、シルハウスキー先生の言葉を
思い出しました。(先生はザルツブルグのモーツァルテウムの先生でした)

「音楽には、演奏方法などに、その時代の流行(モード)があるんだけど、モーツァルトにはモーツァルトの、
ベートーベンにはベートーベンの様式っていうのがあるんですよ。
そのどこにいてもいいから、その中からはみ出なければOK。」

本来の民謡歌手ではない私が歌うので、絶対民謡の様式からははみ出ているんですけど、
でも、反対に考えると、私がサラシ巻いて歌ってもどうしようもないので、
クラシックの様式から、はみでないようにと考えて、歌えばいいのかな?
と勝手に考えています。

なんかいつもクラシックの王道からは遠いところを歩いていますが、
真ん中でじ~っとしているよりは、端でいいからぐるっと歩いてみようと
思う、今日この頃でございます。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする