あわせの日でした

昨日は朝起きたら「おてもやん」が鳴り出すと書きましたが、
昨夜は３時半まで音が鳴り止まず、寝かせてもらえませんでした。

頭の中で音が鳴る＝身体も同じように反応しているということなので
曲によっては、身体が布団の中で動き出します。
特に動きのある曲なんかは、いきなり足が動いて布団を蹴飛ばしていたり、
音にあわせて寝返りを打ったり、これもまた大変です。

昔、リヒァルト・シュトラウスという作曲家がいましたが、
彼は毎日、近所のロカール（ごはんも食べれる喫茶店みたいなところ）で
友人たちとトランプ遊びをやっていたとか。
それは、ほおっておくと頭の中でどんどん音が鳴ってうるさくて仕方がないから
だそうです。シュトラウスの場合は作曲家ですから自分の作る音でしょうけど、
私たちは今やっている曲が、だいたい鳴ってます。

友達に「困った」といったら「私はバイオリンソナタの何番よ」と
やはり困っていました。

さて、今日はあわせの最後から２回目。
１時半くらいから歌いだして、通しました。
通すだけでなく、何度かやり直しもしたので、６０曲は歌いましたか・・・
お腹の筋肉が笑ってます。

朝ごはん食べたきりだったので、帰り、スーパーのかごの中に
気が付いたら、鳥のから揚げ、イカの刺身、サーモンの刺身が入っていた。
これ以外に野菜入りワンタンスープを作る。
その上、宅急便で「ビワ」が届くとな。
今から、これ全部平らげる・・・予定。

起きてすぐに鳴り出します

なにしろ朝起きて２秒もしないうちから「おてもやん」が頭の中で鳴り響く。
この苦行にいささか閉口しています。

練習したあとも、しばらくは放心状態なので、
本屋で３０分、ビデオやで１５分、家に帰ってゾロの映画をみて２時間。
それくらいして、やっと音から開放・・・ってな事を書くと、
また音楽家、兼主婦業をやっていらっしゃる方から苦情が届く
「私たちそんな暇ない。」って。
すみません。体質なので、コンサート前はお許しください。

今日は衣装のMさんが家まできてくれて、衣装合わせ。
微妙に合わないところなど直してくれたり、
作ってくれたり・・・
ああ、もっと書きたいけど書けません。苦しい・・・
コンサートをお楽しみに。