Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

ウィーンのヘビーなグルメツアー

2007年09月18日 06時04分35秒 | Weblog
写真は今泊まっているアパートメントペンションのヨハンシュトラウス。地下にピアノつきの練習室があるらしいけど、まだ使っていない。

簡単な台所もついています。

さて、今日は午前中に王宮(ホーフブルグ)のシシーミュージアムと、カイザーアパートメント、そして食器博物館にいきました。シシーはあとから集められたものやレプリカが多く、いまいちかなと思いましたが、食器はすごかったです。まえからあるのは知っていたけど、見るのは初めてでした。金・銀・磁器とあるわあるわ!その銀皿1枚でいいからちょうだいっていいたくなるくらいありました。個人的にはマイセンの食器が好きなんですが、それもたくさんありました。(これから行く方へ!!!全部一度に見るのはきついです。途中コーヒータイムとかもたれたほうがいいかも?)

お昼はちえさんが、まだなにもウィーンらしきものを食べていないので、いつものとおりフィグルミュラーへ行くことにしました。直径25センチほどもあるトンカツと、チーズの唐揚げを頼みましたが、二人でペロッと完食。(気がついたときには食べ終わっていたので写真ありません)

その後、1時間の休憩後フォルクスオパーへ。今日は先日プレミエしたばかりの「地獄のオルフェ」を観に行きましたが、立ち見も売り切れ!きょえ~立ち見も前売りするのか?これには驚き。しかたないので、私だけ来週分の立ち見を購入して、行き先をグリンツィングのホイリゲ(ワイン居酒屋)へ変更!

今日いったのはラインプレヒトという有名な店で、バイオリンとアコーデオンのシュランメル(そういう演奏のこと)が入ったお店。実はここで3年前、コーラスの皆さんが大宴会を終えた後、場所を変えてこの店で、私は恥ずかしげもなく5曲~10曲と歌っておりまする。(今日は静かにしようと心に決めました)

ちょうど一年に一度、ブドウ搾りたてジュースの「モスト」とブドウ途中発酵中の「シュトルム」が出ていたので、私がモスト、ちえさんがシュツルムを飲み、ホイリゲ料理の「血のソーセージとジャガイモの焼いたもの」や「クミンがついたブタアバラ肉の焼いたものKuemmelBraten」などを食しました。

演奏はなかなか私たちの近くに寄ってきてくれませんでしたが、帰る直前目の前に来てくれ、ちえさんのリクエスト「ラデッキー行進曲」と「こうもりからワルツ」を弾いてもらいました。その後、もう一曲ということで「ウィーンわが夢の街」が流れ出したので、思わず(ああ、心に誓ったのに!)歌ってしまいました。
かなり小さな声で自分たちの世界だけで歌っていたのに、気がついたら回りみんなが聞いていて、終わった瞬間大喝采になりました。(ああ、やっぱりここはウィーンだ)そして、知らない人たちなのに、帰り際に「よかったわよ」「うまいわね」って声をかけながら帰ってくださる。(私は学校ではなんにも勉強しなかったけど、こうやってウィーンを初め各地の居酒屋で学んだよなぁと思い出す)うれしいひと時でした。

その後、場所を変え、西駅近くのツァノーニアイスクリーム屋さんへ。大盛りカップアイスを食べて帰宅しました。あのおじさんは少し痩せていましたが健在でした。

これをしとちゃんや、MEGUMIが読んだら、地団駄踏んでうらやましがるだろうと思いながら書いています。
コメント (5)
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