Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

シルヒァーシュトゥルム飲みました

2007年10月10日 06時30分13秒 | Weblog
今、めっちゃ酔っ払ってます。誤字脱字はご容赦を。

さて、オペラの後、思いっきり勇気を出して、(実はこの1週間毎日、下の居酒屋に入るかどうか迷っていた)ドアを開けてみました。

今日はひげのおじいさんではなく、銀髪のおばさんでした。中にはおばさんのボディーガードというひなびたおじさんと、普通のおじさん、そのおじさんが相手をしていた片言の英語しか話せない酔っ払いのロシア人がいました。

お店に入り、丁寧に「シ・シルヒァーのシュトゥルムをいただけないでしょうか・か・か?」と、つっかえながらもなんとか言いましたら、グラスに赤い発砲ワインをついでくれました。シルヒァーはオーストリアの中部シュタイヤーマルク州にしかない品種なので、とてもめずらしいのです。それの発酵途中を飲める機会はままありません。赤よりはほんのすこしルビーに近い色の発酵中ワインを眺めながら、おばさんに言いました。「1週間ずっと入ろうかどうしようか迷ってたの。」おばさんはいいました。「ワイン?それとも店?」「もちろん店の雰囲気」「1杯飲めば慣れるわよ」

1杯で帰ろうと思ったんですが、引き止められてしまい、2杯目はお近づきの印におばさんのおごりになってしまって、で、2杯飲んで帰ってきました。シュトゥルムは発酵しているだけに回るのが早くて、すでにべろべろです。危ない危ない。となりのロシア人なんかシュトゥルム飲む前にウォッカ飲んでましたから、グラスひっくりかえしてました。

おばさんに「日本人は私が最初?」と聞いたら、「いやいや近くに指揮者の男の人がいるでしょう、その人が最初。」「あら、私その人の家に住んでいるだけど。」
「あら~そ~なの~あの人すてきなのよ~」とおばさんはとっても喜んでいました。で、おごってもらったというわけ。師匠ごちそうさま。

最後は、抱き合ってキスまでしてもらって帰ってきました。家の下なので30秒で帰宅できるのも、Goodです。一人で酒屋に入るのは初めてだったので?本当に勇気がいりましたが、おいしかったですぅ~!おやすみなさい。
コメント (2)
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フォルクスオパー「伯爵令嬢マリッツァ」9.10.2007

2007年10月10日 06時16分24秒 | Weblog
またマリッツァを見てきました。前回と主役の二人が違っていました。テノールの人は、名前を知っていたので、昔からフォルクスに出ていた人だと思いますが、今日はとってもステキでした。この作品はあまり良く知らないので、今日初めてみたようなシーンもあり、まだまだ機会があれば見に行かないと!と思います。

マリッツァTünde Frankó
リーザJohanna Arrouas
ボツェナManjaSulie Girardi
ポプレスクándor Németh
リーベンベルクMarko Kathol
タシロSebastian Reinthaller
ペニチェックGerhard Ernst
チェコWalter Jenewein
ベルコHarald Huemer
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