1995年04月02日撮影 山陽本線
この年の1月17日に起こった「阪神・淡路大震災」で鉄道も大きな被害を被り 東海道本線が不通に成りました 播但線・山陰本線・福知山線を臨時列車として迂回して運転されていた夜行列車が 4月1日を持って定期列車として運転再開され 暫くの間はその任を下関のPFに変わってEF66が受け持つことに成りました 一日の夜出発した列車を迎えるこの日の朝は 祝福するかの用に雲一つない青空が広がっていました 運転再開の36レを牽引したのはEF66 46号機でした 私も再開初日を加古川の堤防から迎えた一人です 加古川橋梁は犬走りが線路の間にあったので 列車の足回りまでスッキリ写せたので気にいっていましたが 加古川駅の高架化に伴い南側にトラス橋が新設され 今は其の姿を止めては居ません 当時は朝の「彗星」・「あかつき」を写した後 「なは」までのあいだ時間が空くので土手に寝ころがって 空を見ながら電車や貨物列車の通過する音を聞くのが楽しみでした 今はそんなノンビリした撮影を楽しめるところが 少なくなってしまいました。
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1996年04月28日撮影 山陽本線
今から16年前の写真です本来のEF65PF(1123号機)牽引です。この頃のEF65 1123号機は白Hゴムの美しい姿を保っていて人気があった釜です 最後はJR貨物に働きの場を移したのですが 塗色変更や改番をされることなく原色のままで最期を迎えたのは 1123号機にとって幸せだったと思います。