ゆうべで大河ドラマ『江』最終回を迎えましたね。
どうにかこうにか途中挫折しそうになりながらも無事見終えました。
戦国時代に明るくない私も、終わる頃には興味がでてきて
歴史本を読んだりしてにわか戦国フリークになったりしましたよ(笑)
昨日見てて、さすが大竹しのぶは凄い女優さんだなって改めて感じました。
しのぶさんの「おね」も素敵だったし、宮沢りえさんの「淀(茶々)」も
特に晩年鬼気迫ってて凄かった!
そして男性陣が魅力的で。
江の2番目の夫役のAKIRAさんとか3番目の夫向井理くんとか
浅井三姉妹の父、浅井長政役の時任さんも渋くてりりしくて優しくて。
家康様の北大路さんもおちゃめな場面とシリアスな場面のギャップがすごくて。
ある意味、萌えドラマだったんじゃなかろうかと(爆)
最終回、まさに大団円。
天下泰平のために、すべて向かっていて、だからか最後は
みんな聞き分けいい仲良しさんで終わってるのが???って思ったけど・・・
ラストシーンはちょっと謎だったよ。
受け止め方が私の中に2通りあって、
あれは黄泉路に旅立ってるんだとも思わされるし
お母さん(市)が見送ってるからこれからも江は自分の信じる道を
駆け抜けていくのかな?とも思えるし。
てっきり「よい人生だった」で終わるものかと思ってたからさ。
意外だったです。
さ、次は『平清盛』ですね。
予告見ましたが、なんだか泥臭そうな(爆)
きっと後々雅やかになっていくんだろうな。
余談ですが、県内でもロケがすでに行われていて
エキストラ募集とかもあったらしく、ただその採用条件が
「顔が浅黒くてやせ細っている人」だったらしい(爆)
それを聞いて「無理!www」ってなったのはいうまでもなく(笑)
貧しい漁村設定だから、そうだよね~って思います。
そしてそれらしい場面もすでに予告に出てました。
広島はロケ地観光の動きが盛んになってきてます♪
今期のドラマ。
実はあまり期待してなかったんだけど。
琴線に触れた作品もちらほら。
*僕とスターの99日*
キム・テヒは美しすぎるし、西島さんはスーツに萌えだし。
2PMの子は「シンデレラのお姉さん」に出てた子だし。
髪型で印象違うんだねー。
ってことでキープ。
*謎ディ*
ファンの間でも賛否両論なのかな?おもしろいって思った人と
もはや翔さんのコスプレしか楽しみがないって思った人もいるようで。
私は「おもしろい」派です。
ただ、お嬢様と執事はくっつきすぎですよー。
*ランナウェイ*
さっき1話目があったばかりだけど。
サスペンスみたいでドキドキしてしまう。
上田くんの様変わりに驚いたけども。
アニは年齢不詳だよね、若く見える~。
子役の子、うまっ!
千葉っちかわゆすーー。←そこか
だけど、検問の警官は免許不携帯の段階で減点モノなんだから
簡単に通しちゃダメだー。
予告も。。。数秒前に毛布はがされて見つかるの!?って思ったら
お遍路さんになってるし。四国行ってるし!
見つからないんじゃん!!驚いて損したぞ。
ってブツブツ言いながらきっと見るはず、私。
いまのところこのくらい。
て、今見てなけりゃ増えようもないよね。
あ、月9は1話見たけども。私には遠い過去の話で共感できそうもない(爆)
うーん。役者さんはみんな好きなんだけど。
韓国ドラマでは、「トンイ」「僕の彼女は九尾狐」「愛の選択」「製パン王キム・タック」
「黄金の魚」を見てます。
でも「黄金の魚」は脱落寸前・・・1/3を見たのにね。
復讐モノなんだけど、復讐の内容が自分本位でゲップがでそうなんだもん。
そうそう。
TSSテレビ新広島で夕方から「フリーター、家を買う。」が始まったですよ。
こないだSPを見た後で見たからか、よく誠治くんはあんだけ成長したなァって
思うくらいダメ男だったんだなって思ったよ。
ああ、こうだったなって一度見たのにね。
昔はダメな子だったのに今は立派になって~って近所のおばちゃんみたい
な気持ちになっちゃったよ(笑)
先週の金曜日だったか。
ようやく「江」に追いついた。
NHKの大河ドラマね。
常に4~5週分ため込んでたから(汗)
先週見る気になってぼちぼち見てて。
で、金曜にためてた分全部見れて。
旦那は溜め込まない優等生なので
(いつも「見る気あるん!?」とたしなめられてるのだ)
もう見てるんだろうと、録画を消したら
帰宅した旦那に
「俺、見てないー!」と怒られた。
土曜に再放送あってよかった(爆)
でね。見てて思うんだけど。
登場人物の年がわかんないー。
上野樹里のほうが向井理より年上なんだよね。
どう見ても向井理のほうが落ち着いてて年上にしか
見えないよ。
最初、江がお嫁に行くのって何歳!?と思ってウィキってみたら
12歳だった!
上野樹里、12歳って・・・。
現段階では秀勝様と再婚して子供を生んだ時期は19歳ならしい。
ほほぅ。
結構幼い時期から主演俳優さんが役柄を演じるので
年齢背景がまったくよめないっていう。。。
せめて「何歳の頃のことでございました」って言ってほしいよ
鈴木保奈美・・・(あ、ナレーションは江の母お市の方様なのだ)
それにしても秀勝様がイケメてたー。
EXILEの人。
数時間ほど秀勝様ブームがおこった次第(笑)
ブームになったとたん、お隠れあそばすんだもの。
残念無念。。。
江と秀勝様の蜜月期はほんの1ヶ月!(泣)
江じゃないけど「秀吉め!」とののしりたくなった。
戦国時代の女性は凛として強いイメージがあったけど
男に翻弄される人生の中で自分を失わず、地に足をつけて
生きなければならなかったのだから、強くもなるよなぁと
思ってみたり。
戦国時代って苦手なんですわ。
学校で日本史勉強してても、いまいち誰と誰が戦ったのかとか
あれ、この人前回で味方してた人と今回戦ってるよ・・・と
しっかり時代背景、人間関係把握しないとわかんないんだもん。
なので戦国時代モノの時代劇もなかなかコンプリートすることなく
ここまできてまして。
今回こそは、ちゃんと見たいと思ってる。
女性サイド目線だからね。
見易いし、好きだった「篤姫」の脚本家さんだし。
今日は朝から録りためてあった「名前をなくした女神たち」の#3、#4を
続けて見てました。
傍らにいた旦那が「怖い~」を連呼しておりました(爆)
あ、旦那はPCでゲーム中だったんだけど音が聞こえてくるらしい。
私もさすがにあまりのドロドロさにゲップがでそうになりましたけども。
ドロンドロンが多すぎー。
もうホラーの世界です。
なにがイヤって、子供達に母親達のエゴやネガティブな発想が伝染しちゃうっていう。
幼稚園の先生(萩原聖人@石田光成・笑)の
「この年(4,5才)の子供達にイジメという発想はないと思ってます。」と
いう言葉にちょっと救われたよ・・・ってくらい子供は親の鏡状態。
親の気に入らない子を子供が親の心情を察知していじめちゃうとか
親の言う理不尽な言動にも素直に従う子とか・・・
もう子供達にこれ以上辛い思いをさせないでーー!って
とっても心を痛めながら見てしまったのです(汗)
大人たちがドロンドロンするのはいくらでもお好きなようにって
思いますが、子供達は癒しであってほしい・・・。
負の連鎖に巻き込まないで欲しいなぁと思う。
それくらい子役さん達がうまいんだよなぁ・・・。
それにも増して目の笑ってない微笑の木村佳乃が怖い。
胎教に悪いよーって。
昔80年代後半から90年代前半に見ていた「絶対ないだろ!」っていう
くらい不幸が襲い掛かるジェットコースタードラマみたいで。
ドラマ冒頭の子供が手を引いて連れて行かれてるのが
とっても気になるので、たぶん見ちゃうんだろうな。
今期実は一番はまってるドラマが「美しい隣人」です。
(バーテンダーは、まだ導入部分だからね)
毎週娘1号とひゃーひゃー言いながら、途中推理合戦しながら見ています。
もともと娘にはちょっとどうだろう?大人なドラマだろうしって思ってたんだけど
1号の好きな演劇グループ*pnish*の森山さんって人がでるから、っていうので
見始めたのです。(三浦理恵子の旦那さん役)
森山さんもいい感じで出てるし、第一話から心引き付けられる展開だしで
結局一緒に見る羽目になっております。
ま、2人ともミステリー好きだし。
人間心理を、大人の世界を学んどけ、って感じで。
段々話が進むごとに主人公のマイヤー沙希(仲間由紀恵)の過去がちょっとずつ明らかになって
いまだどうして絵里子(檀れい)を狙ってるのかがはっきりしないのだけど
回想シーンで、失意の中入ったネットカフェで絵里子のブログに貼ってある写真を見つけ
「見~つけた」ってつぶやく沙希が怖いのなんのって。
どういう関わり方を絵里子がしてるのか。。。
1年前の真相が気になって仕方ない。
しかも近々ノベライズ本の発売があるって!
どう我慢すべきか・・・。
見れば見るほど、謎が浮かび上がるドラマなので目が離せない。
それが楽しいので、ノベライズは我慢の方向なんだけど・・・。
まだドラマ中盤なのに、出るの早い~~~。
ってことで夕べの第1回目。いいスタートだったみたいですね。
私の場合は火曜の夜はドラマ漬けになりそうです。
10時からのギルティが怖いけどやめられない~。
芽衣子になんら躊躇のない分怖い。
そして14年前の事件の詳細も序盤では明らかになってない分どうなっていくのか
どんな人が狙われていくのか怖いなぁ。
でも一番怖いのは唐沢さん(爆)あんな気味悪い人いたら通報されてると思う!
てか彼も狙われそうですね。(芽衣子逮捕につながる記事を書いた人物だから)
ずうっと小豆島への本土側のフェリー乗り場で働いていた希和子のことを
島の人達に気付かれなかったのか!?とか、ラスト薫(恵理菜)は希和子を認識できていたのか?
逆光で見えなかったのか、ほんとの意味で過去に決別したのか…。
気になることが少々残りながらも、記憶にも残るドラマだったなぁと。
そしてこれまた毎日気になってた「愛しの金枝玉葉」も終わってしまったし。
簡単にその後のメインキャスト…的な話で予想通りだったのだけど
そこに行き着くまでが紆余曲折ありだったので、満腹になりましたけどね。
立て続けに気になるドラマが終了したと思ったら、日常にもドラマがあったのだけど(爆)
そういう日常ドラマに辟易としながら新たな楽しみを見つけたのが、
「タンブリング」でした。
実は1話以降録ってはいたものの、見るのをさぼっていたのです。
ところが、娘1号は「いい!」と絶賛しているので、ちょっと時間があった時に
まとめて2~4話を見たところ…。
いいではないか!
いやぁ、見くびっていました。
ただのイケメンドラマかと思っていましたが、なかなか若い男子の焦燥感や
青さがダダ漏れてて、なんともいえない熱い気持ちと、しょっぱさ(なんだ?汗か?)を
感じて、はまってしまいました。
みんな演技も上手いし。
第一、娘と感想を語り合えるのがおもしろい。
今朝、5話を見て号泣してしまったのですが。
買い物から帰ると、娘がまさにそれを見ていて「か、母さん…タオルとって!」と
大号泣されとりました(笑)
でもさー。みんなまつ毛長いよなぁ…。
木山の断りの件は「今かよ!」と。でも新体操は教えろと、なんだかとっても
生殺しだなーと思ったり。ストレスためるなよー、水沢ー。
心臓が弱いからと選手からマネージャーに転向した、土屋くん(@つくし弟くん)も
選手として大会に出たかったろうに、すぐさまマネージャーになれっていうのも気分的に
どないなもんなんだろう?とちょっとお話的に「ん?」ってこともあるんだけどねー。
それとも最近の子はドライなのかなーとか思ったりね。
いろいろツッコミながら見ています。
5話目最大のツッコミは、バスの気の長さ加減でしょうか。
水沢降ろした後もしばらくそのまま停車。なんならそのまんま、体育館までUターンしてくれそな勢いでした(笑)
ヅカ発声の檀れいさんが気になります!(爆)
不倫相手への復讐のため、相手と奥さんとの間に生まれた子供を連れ去り
逃亡を続けるドラマなのです、←説明が簡単すぎ(爆)
・首のすわったか、すわらない赤ん坊を抱えて走る走る。
ゆさぶられっこになっちゃうぞー!
・途中受け入れてくれたのはよくわからない宗教法人まがいな団体の棲家
・かおる役のカルピスの「そこからじゃなくって」っていう子が愛くるしい!
・小豆島だって陸の孤島じゃないんだから変装くらいしたらいいのに。
・悲壮感があまりないのは、きれいすぎるからなのか?やつれてないし。
・途中出てきた倍賞美津子さんがスゴイ!ゴミ屋敷のババ役まで似合うなんて!
・津田寛治が工事現場にいたのは左遷?ていうかお忙しいですな。某所で悪魔だし。
・きいちゃん20歳で妊娠て!(親へのあてつけ!?)
ものすごく食いついておりますよ(笑)
でもあと2話で終わっちゃうのよね、残念ー。
今クール見ているドラマは…
絶対零度、バチスタ、八日目の蝉、タンブリング、怪物くん、新参者かなぁ。
私としてはよく見てるほうです。
だけど退屈せず、あっという間に見れました。
よその家のアルバムとかビデオを見せてもらった感じだったな。
潤くん演じる義男くん。
九州男児だしイカついのかな?と思っていたら気持ちの優しい子でしたね。
ラスト幸せになってくれるものとばかり思っていたのだけど…。
もしも続編があればきっと幸せになってるかなぁ。
だといいな。
それにしても。
どうしてゆかりさんはすぐに八女家を頼らなかったんだろう。
堕ちる所に堕ちて、きっと三谷さんが描きたかった高度経済成長の日本の
裏側の象徴なんだろうなと思うし、世間知らずのお嬢様だから
誰かに騙されちゃったのかもしれないし、ね。
個人的には阿野さんの絶妙なKYさと、その間。つるちゃんの神出鬼没で一生懸命
空回りしてるのがツボでした(笑)
義男くんの静かなキャラ(没個性)は今までマンガ原作とか割とキャラ設定が
濃い役が多かった潤くんに意外と似合っていたなぁと思います。
あ、褒めてますよ。
普通の役ができる俳優さんはとても上手な俳優さんだと思う。
新しい潤くんを見た気がします。
と偉そうなことを言っておりますが。
キャラクターの設定がしっかりしているので、それぞれのスピンオフとか
見てみたいなぁ。
もちろん、義男とゆかりのその後もね。
あと、本妻天海さん目線の物語とか。
つるちゃんのどこででもやっていける強靭な精神の秘密とかね。
あ、すべてふさちゃんの為か!
あと手塚治虫の藤原竜也くんがかわいかった♪
なんとなく「笑の大学」を見たくなってしまいました。
あれも笑って、笑って最後泣かされちゃったんだよね。
あの田沢役の俳優さん。どこかで見たことあるなぁ。
って思っていたら。
平山浩行さんという俳優さんだと検索で知り、さらにプロフィールを見ていると「あ!」
そうそう。チオビタドリンクの人だ。
管野ちゃんとチオ。ビタ。って言ってる人だ!
なんだかスッキリしました。
さらに見ていて驚いた、近しい年齢の人だとばかり思っていたらかなり年下ー!ヽ(゜ロ゜;)
うわーーーん。+゜(゜´Д`゜)゜+。
最近ね、そういうことが多い。
どんだけ自分の事を若く見積もっているんだろう。
この前も八嶋さんが年下だと知り愕然(失礼な)。
ご本人もおっしゃてたけどカッツミーと仲良しなのでどうしても同年代に見られると。
確かに、年上だと思っておりましたよ。うはは。
とにかく。
藍沢先生と未来ちゃんのお手手つないでのツーショットが萌えでした。
そういう風に時間を追いながら忠実に丁寧に描かれたドキュメンタリードラマだったと。
当時、私は娘1号を産んだばかりで、その日も夜中の授乳を終えてちょっとは寝れるかなと
眠りが深くなったかならないかのタイミングで、かなりの揺れを感じ川の字に寝てた旦那と
同時に娘にかぶさりました。
そう、でもその時はよもやそんなことが起こっているなんて思わず、すごい地震だったね
と旦那と言葉を交わし、再びうたたねをし、夜が明けて起きる時間になってTVをつけて
事の重大さにとても驚きました。
翔さんがなにかの媒体で言っていた「TVに映った柱のように何本も立ち上る黒煙」の
様子は今でも心に残っています。
そして実は叔父が神戸にいて、親戚とは疎遠になってた人だったのだけど
それでも気になり、毎朝新聞を見ては被害に遭って命を落とされた方々の名前の一覧から
よもや叔父の名、叔父の家族の名が見つかってしまったら、とドキドキしました。
運よく難を逃れた叔父に半年後に会うことがありその時の状況を聞いたら
たまたま倒れてきたタンスが観音開きで戸が開いた状態で倒れてきたのでむしろタンスに
すっぽり入る形になって、その後倒れてきたこまごましたものから守ってもらったと。
タンスの角とか当たってたらどうなってたか分からんかった、と。
それが私の中の神戸の地震での出来事。
新聞の名前欄の中に年齢も記載されていて、娘と同じくらいなんだろうなっていう0歳の
子と並んで20代の名字の同じ女性の名前を見つけたりしたら容易に親子だろうなと
想像ができ、そんな時言いようのない切なさ、胸の痛みを感じました。
でも、そういう思いも日常の雑多な出来事の中で段々風化していって。
今回ドラマを見たことで、当時の思いを呼び起こされました。
職務を全うするために、被災者のために戦っていた人達がいたこと
彼らの目に映った神戸の街、そして思い。
そして当時の神戸の人達の心情。
被災した人、大切な人を失った人、そして助けられず良心を痛めてずっと心に引きずっている人。
そういう方々の心の痛みや叫びの上に今日のドラマがあり、それを櫻井翔が演じることで
多くの人達がおそらく目にするだろうってことも含め「忘れないこと」をたくさんの
人達に伝達していけた、大きな役目あるドラマだったと思いました。
最初、15年経って何故今だったんだろう?と思っていたのだけど
きっと作り手が客観的に見つめなおせる時間が15年だったのかなと思っていたのです。
だけどドラマに出てくる実際に被災した神戸新聞の方々を見ていても
その表情は過去を話している感じでなく、まだ未消化のまま、杭を打たれたように
心の中にとどまっているんじゃなかなと思えました。
痛みを再びひきずりだしてまでも伝えたい思いがあったのだろうなと。
それが風化させないこと、忘れないこと。そして人間は強く誇り高き生き物だっていうことを私は感じました。
とくだねで、笠井さんがこのドラマの紹介をしながら当時現場に駆けつけた自らの体験したことを話し出し
泣きながら「助けてくださいと言われても助けられなかった」「消化活動を手伝ったら上司に怒られた、
人命をまず考えるならどうしてカメラマンは活動に参加せずカメラを回して
いたんだ、中途半端な真似をするなと言われた」みたいなことをまるで懺悔するかのように
途中嗚咽しながら語る姿に普段明るく飄々としている笠井さんのTVに映るイメージと
あまりに違っていて、明るくしてたけど実はそういう十字架をずっと背負ってきていたんだなと思ったら
とてもつらくなってしまって。
そういう人達がおそらく、数え切れないほどいるんだろうなと。
報道関係者だけでなく、消防や、救助に駆けつけた人達も含め。
そして被災した人達、大切な人達を失ってつらい思いをした人達がいたんだなと気付き
誰かの痛みを自分の痛みとして受け取って
涙を流す、思いを刻む、ドラマを見てそう思う人達が「忘れないから」と思う
そんな意義あるドラマだと思いました。
もうすぐあの日と同じ時間がやってきます。
生きていた証、それがドラマのラストのおびただしい数の名前の書かれたページ。
そのページを頭に焼付け、祈りたいと思います。
それが『小公女セイラ』
セイラ(志田未来ちゃん)が、原作同様お嬢様から無一文の使用人になり
女学院のヒステリックな校長先生(樋口可南子さん)や料理長(大和田伸也さん)達
そしてクラスを仕切ってる女生徒にイジメまくられ、でも自分の気高さを
失わないスタンスで対抗していたのだけど、さすがに弱音をネズミ達(CG)に
吐いたりしている姿はもう、かわいそうでさ~…って予定調和な内容なのですが。
あまりにヒステリックすぎてむしろ滑稽な校長や
校長の妹で国語教師の笑美子先生(斉藤由貴さん)のコメディエンヌぷりが
なんかツボなのです。
で。
舞台になっているミレニウス女学院。
見ているうちに、なぜ!?っていう謎が泉のように湧き出てくるっていう。
・授業がいつも国語orフランス語(出演者削減のため?)
・ひとクラス20名に満たない生徒しかいない。他の学年は!?
・お嬢様学校なのに修学旅行が上高地とは、これいかに!?
・料理長の料理がまずいらしい。お嬢様学校なのに。
などなど…。
不思議だったので公式サイトへ。→☆
高校のパンフレットみたいに素晴らしいことを書き連ねておりました!
夕食がフランス料理なんですと!フルコース。←でもまずい(爆)
入学試験がないんだって!(卒業生の推薦状のみ☆)
入学金、寄付金が莫大なんですってよ!奥様!
ちゃんと他の授業もありましたー。
制服はメゾピアノで買えるんだって。
きっと最後は校長先生ギャフン☆な状態になるんだろうなぁ。とか
みんな「セイラさん(はあと)」ってなっちゃうんだ、きっと。とか
あまりにも分かりすぎるドラマだけど、それまでの仕打ちが結構かわいそうなので
「ギャフンっていうまで見るよ!」ってうっかり思っちゃうんだよね。
そして最大の謎。
着の身着のまま、食事もろくにあたえてもらえないセイラだけど
いつもほっぺがふくふくなのだ(爆)
なんか食べてるでしょ!(友達と今日もバームクーヘン食べてたし)
セイラウォッチが楽しい週末なのです。
いや、私の中の今期ドラマ大好き度で1番がBOSSだったのですが。
スマイルも、最終回を見て、一気に急上昇でございます。
すべては。今までの苦しみは今のため、そしてつながれていくであろう未来のために。
そんな風に思えました。
ある意味どんだけ過酷で、どんだけ苦しくっても頑張って見続けたから
余計にゴールが嬉しいっていうか。
マラソンを走り終えた心境。
以下私の感じたドラマを見終わった感想です。
あくまで私のザレゴトです。
ビトや花ちゃん。そして周りのみんなはもちろんのこと
根っこの部分では他のビトに対して冷たくしてた人達もそれなりに
理由があったっていうか、まんざら悪者も悪人ではないのかなと。
林父も証言してくれたし、刑事も外国人を恨むのに理由があってそれは
納得できかねるけど、確かにそういう思いが湧いても仕方ないのかもしれない
っていうかね。偏ってはいるけれどね。娘思いの父なんだよね。
そして、検事も事実を知らないままビトを裁こうとしていたって分かって
まんま正義の人だったんだな、と。
林は、ああなった背景が寂しい子供だったっていう、そんなこと関係ないくらい
凶暴だったけど、憎むべきヤツだったけど、ちゃんと最初に裁いていたら
父親が庇わなければ(子供のためっていうより自分のためなんだろうけど)あんな
最期にはならなかったっていう一馬先生の言葉通りに思うし。
もー、顔見るたびに「ムキーーーーッ!」ってフラストレーションたまりそうな
登場人物の連続に救われないって思ったけれど、
人間も悪くないっていうか、だから人間っていいんだよねっていうような
そんな優しい思いが最終回でようやく、湧いてきました。
裁判員制度や外国人への差別、犯罪者家族への偏見、偽装問題…
たくさんの社会問題が取り扱われていて。
なんだか逆に偏見や先入観にとらわれてしまうんじゃないかっていう懸念も
あったのだけど、最後が大団円『スマイル』だったことで
どれももしかしたら克服できる力を人って持っているんじゃないかっていう
可能性を感じて前向きな気持ちになれたし。
あとね生きてないとダメだってことね。自殺なんてもってのほかだよっていうのも
あったよね。
もうね、個人的にはビトの「好きだよ」にもう涙スイッチ入ってしまい
ずーっと後は泣きっぱなしだったのだけど。
旦那は花ちゃんの「おかえり」でジーンときた!ってしばらく思いを
ひきずってました(爆)花ちゃんの一途さがもうたまんないんだそうで。
たぶん記録よりも記憶に残るドラマだと思います。
もしかしたら数日、数ヶ月、数年を経て感じる思い、怒るポイント、泣く場面
違ってくるような気がします。
たぶんそれが私達が生きているってことなんだろうな、って思います。
生きて日々悩んで笑って過ごしている証拠かな、なんてね。
見返してようやく気がついた!
すごいスペシャルゲストが出てたんだねー。ビックリです。
どうして、あんなに厳しい状況な主人公を見続けているんだろう?
誰が私達にこんな試練を与えたんだろう?って思うくらい、
いや、私がそう思うくらいなんだから、いくら擬似とはいえ、泣いたり激痛に
翻弄されてる方達をイチオシ!に見てる人達はもっといたたまれない思いを
この週末抱えちゃってるんでは?と思うと、私も切なさが増してしまいます(>_<)
爪の先すらのささやかな幸せも与えられないのかと思うと…。
切ないを通り越して、あきらめの境地です(>_<)
すごくどっぷりと暗い気持ちで過ごしそう…
なのですが!実生活がホント忙しい(>_<)
なんかね、この週末はもち子ごとでの用事が目白押しで。
今日はピアノの発表会のような検定のような舞台の場があって。
今日の午前中まで私のほうがアセアセしてましたー(-_-;)
でもなんとか無事に終了。
明日は運動会です。
ドラマの世界観に浸る間がなく。
でもこれって結果的にはよかったのかもしれないなと思いました。
現実に目を背ける…じゃないけどさ。
いったいどっちが現実なんだ?って思えてくるっていう。
ドラマってものが楽しめるタイプなのね、私。
どっちかというと神山のほうが、頭のモヤが取れかかり、
自分と向き合わないとって思えたのはよかったんだろうな。
ビトちゃんはさ、狂った歯車が外れて坂道を猛スピードで転がりだした
感じで。こちらも5年間で何が起こったのかっていう事に関して
段々明らかにはなってきたけれど。
嵐好きのフィルターを上手にとっぱらって見れるようになれたらいいのにな。
社長ーーーーっ!!!!
融資を断られるどころかすべて今までの借入金を耳を揃えて返せ!だなんて
鬼か!?みらい銀行。
も、みらい銀行なんて口座作らないから!(って、ないってば)
公園で顔を洗う時には結末のシナリオを決めていたのかな。
最後にみんなの笑顔を見たかったのかな。
町村フーズを守りたかったのかな(白衣を着た後の決意に満ちた笑顔で
そう思ったの)
明日から頑張ろう!って励ましたみどりさんの言葉をどんな風に聞いてたの
かなって思うと、今でも涙が出てきます。
も、社長の気持ち、残されたみどりさん達の無念を思うとやりきれなくって。
娘とリアルタイムで見てて号泣ですよ。
切なくて、悲しくて、悔しくて。
あまりにも泣き過ぎてふたりでウエンウエン言ってたら階下の母がびっくりして
声をかけてくるほどだったのです(爆)
普段私達が目にしてる報道や記事は「きっと本当の事を言ってるんだろう」って
公にしてるんだから間違いじゃないはず、っていう意識があるからそうやって
鵜呑みにしてきたけど、もしかしたら真実は別のところにあるのか?
踊らされているのか?って一旦疑問に思い出したら何を信じたらいいんだ?って
不安になりましたわ。
確か映画「誰も守ってくれない」を見た時にもそういう風に思ったなぁ。
見えることばかり、伝わることばかりが真実じゃないのかもしれません。
このドラマは様々な社会の闇や裏のカラクリみたいなことを取り上げているけれど
どんだけ伝えたいことがあるんだろう?
でも、ちゃんと受け止められるか心配です。
ま、それだけ町村フーズのみんなに感情移入できるってことは
丁寧にキャラクターが作られて、本が作られて、きちんと演じられてる証拠
なんだろうな。
でも。
娘が終わって言ったんです。
今まで見てきたドラマは「まだ続きが見たい、終わって欲しくないって
思ったけれど、スマイルに関してはとにかく早く終わって欲しい。
これ以上ビトたちが苦しんでる姿は見たくないー」って泣き泣き言うんです。
伝えたいことや負のパワーが必要以上に伝わってしまっているようで。
ある意味これをあの「花男スタッフ」が作ってるっていうのにビックリです。
野島伸司よりもハードな気さえします。
お願いだから、少しでもビトや関わってる人達に希望の光を…。
そう願わずにはいられません。
同次元で思っちゃうくらい、のめりこんでしまう凄いドラマなんだよね。