久しぶりにドラマの感想なぞ。
魔女宝鑑〜ホジュン、若き日の恋〜
キム・セロンちゃんが可愛くて可愛くて。
ホジュンというと後に医者になり、後に世界記憶遺産となる「東医宝鑑」を編纂した実在の人物。
そのホジュンが医者を志す前のお話。
フィクションとファンタジーの入り交じった時代劇です。
明宗の正妃がなかなか子供を授かれず
大妃が黒魔術を操る巫女ホンジュを頼って
黒魔術によって他の巫女が宿した子を
正妃のお腹の中に入れてしまうという
アンビリーバボーな出来事からこのお話は始まります。
生まれた子は男女の双子で、子を宿した巫女により呪いをかけられていました。
ホンジュは男の子の呪いを女の子に移し替え、大妃はその女の子を始末するように昭格署という王宮の儀式を司る部署の長官ヒョンソに命令を下します。
時は流れて、魔女が住んでいるという森に
あがっている凧を取ってこいと命令されたホジュンがソリという名の少女と出会います。
このソリが実は双子の一人であるヨニなのですが、ヒョンソは結局赤ん坊を殺せず
自分の娘として人目につかないよう森の奥で結界を張り育てていたのです。
そして誕生日を迎えた日にヒョンソの息子プンヨンに連れられ町に出たソリ。
結界の外に出てしまった為呪いが発動されてしまいます。
その呪いを解除する為、ホジュンが手を差し伸べるのだけど
様々な人達の様々な思惑により
なかなか目的を達することができず…。
そして次第に思い合うホジュンとヨニ(ソリ)。
黒魔術の巫女ホンジュとの闘いや
身分の差別などなど
高い壁が立ちはだかる中、思いを遂げることはできるのか?2人のラブラインは?
というざっとしたあらすじ。
とにかくホンジュが怖い。
そして途中からはヒョンソも怖い。
私利私欲や身分にあぐらをかいてる人達(ホジュンが庶子だからと蔑む人達)の醜さに嫌悪感を感じる分、ヨニの清らかさや
ホジュンのまっすぐさが美しいものに見えました。
ヨニが隠れ住むお寺の洞穴みたいなとこも
とってもいい雰囲気で。
ホジュン役のユン・シユン君はキムタックの時より随分頼もしくなってるなぁ。
除隊後の初作品だそうなので、だからか
大人っぽくなった印象でした。