翔さん、忙しい中、広島に来てくれてありがとう。
ヒロシマは今日67回目の原爆の日を迎えました。
前回来てくれた時にも思ったけれど、翔さんが取り上げてくれることで
若い人が興味をもってくれる。
翔さんのような若い人が真剣に向き合ってくれることが何より
語ってくれる人達にとっての「希望」だと思います。
平和式典には、様々な人達が来られていました。
福島の浪江町の町長さんも来られていたようです。
だけど、この国の総理大臣のスピーチには核としての原子力への非難はあっても
エネルギーとしての原子力への思いは殆ど触れられていませんでした。
平和って、昔は戦争のない世界だと思っていました。
今思うのは、誰もが近い未来を思い描ける世の中のことだと思います。
あの時生まれた人が、今67歳。
そう思うと、案外遠くない出来事だったんだなと思います。
慌しく毎日を過ごして、目先のことでめいっぱいって叫びながらがむしゃらに歩く日々。
だけど、今日は立ち止まって、そんな日々すら幸せなことなんだと感謝をし
あの日で歩みが止まってしまった人達のことを偲ぶ。そんな一日です。
しあさっては長崎。
15日は終戦記念日。
ある人は、東京の大空襲の日に、ある人は沖縄戦。
自分に一番近い、戦争の爪あとの残る日に思いを馳せて偲ぶことがとても大切なことだと思います。
それが風化させない一歩なんですよね。