ハノハノ*ニジイロビヨリ

旧ハノハノ*アラチビヨリ
和やかにふんわりと、時々欲張りな日々。

バレエを観たよ。

2021-05-05 20:30:00 | なんてことない日々
今日はこどもの日!ということで推し達が子供の頃の写真をアップしてくれたりしてて。
とてもほっこりしております。

そんな中、お休みで家でのんびりモードな一日を過ごしたのですが。

新国立劇場バレエ団のオンラインでの公演を見ました。
何日か前からニュースとかでもやってて
このGWに中止になった公演を無観客でしかも無料でライブ配信してくれるというなんとも太っ腹な試み…。
生のオーケストラの音で、本当に凄いものを無料で見せてもらってもいいんだろうか?ととまどいながらもうっとりしながら見させて頂きました。

演目は「コッペリア」大好きな演目です。

ただローラン・プティ版は初めて見たので
なかなか新鮮でした。
腰を振ったり肩をカクカクって上げ下げしたり
とてもコミカルな振りが入っていたりして。
きちんと基本ができているから滑稽に見えるポーズもきちんとした振りに見えるんだろうなと思いながら見ました。
最後の幕でスワニルダとフランツのパ・ド・ドゥやバリエーションがないのは少し残念だったけれどプロって凄いなと思う見応えのあるプログラムでした。
スワニルダ役の方、とってもチャーミングで可愛かった〜。

それにしても。
コッペリアってこんなに残酷な話だったっけ?と思わせられたりもして。
コッペリアに魂を入れたくて、フランツ酔わせて魂を入れ替えようと模索するという行動自体は悪なんだけれど。
そうまでしてコッペリアに心酔していたコッペリウス博士がコッペリアと踊るシーンに狂気すら感じたし、最後コッペリアバラバラになってしまうし。
スワニルダ達の結婚を祝ってる町の人達の中で茫然自失となってさすらうコッペリウス博士が痛々しくて辛かった…。
この人そこまで悪い人じゃないと思うのよ。

綺麗で美しいバレエという演目で。
それに反比例する残酷さ。
奥が深い〜。

娘達の教室でもコッペリアを発表会で何度かやっていたので懐かしくなって昔の娘たちの発表会のDVDを見てしまって。
バレエ漬けな一日になりましたw

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする