うちにはアイドル的存在の猫、「あまったれ」という名前の真っ白な猫がいました。「タレ」の名で親しまれていた子です。
とても人が大好きで、呼ぶと誰にでもよっていくし、何より人のひざの上が大好きな猫でした。
みんなに「こんなに触らせてくれる猫初めて!」等と言われる位、人が大好きな猫でした。
そのタレ君がおととい、深い眠りにつきました。
今まで、6匹ほど猫を飼って経験上言えることなんですが、猫は最後を人に見せません。
自分の体調が悪くなってくると、自然と人前から姿を消して行きます。
なので、中には全く体調悪そうなそぶりもなく、「あれ?帰ってこないね?」って言ってたらそれが最後なんて位に
元気なまま姿を消していった猫もいます。
そんな時は、あまり実感がないんですよね。2~3日帰ってこないだけなのか、それが最後だったのか。。
少し時間がたってから、「もう戻ってこないんだな。」と認識していく感じ。
だから悲しみや寂しさがゆっくりとやってきて、そんなにつらい感じはしなかったのですが。。
タレの場合は、あまりに人だったり、この家だったりが好きな子だったので、「タレは最後まで家にいるかもね~」なんて冗談で言ったりしてました。
結局そうなりました。
どこかへ出て行くこともせず、この家で安らかな眠りにつきました。
ここ数週間、食べ物も食べなくなりどんどんやせ細って。。
何か食べさせなきゃと思って頑張ったのですが、そのうちこれもタレの選んだ道かなと。
他の猫が、人気のない森の中でひっそりと自分の最後を待つようなときを
タレはこの家で迎えようと決めてるのかなと。
正直何もしてやれないのはとてもつらかったですけど。。
歩くのもやっとって言うくらいになった時でした。
自分のひざの上に乗ってきて、ちょっと体勢を変えたとき。
「離さないで~」といわんばかりに、手を広げて抱きついてくるんです。
体を動かすのもやっとって言う状態なのに、そんなに頑張ってしがみついてくるタレを見て思わず涙が出そうになりました。
最近は妙に一緒に寝たいらしく、夜中に布団にもぐりこんできてました。
ぐっすり寝ていると、いつの間にかベッドの上に乗ってきたタレに、のどの上を思い切り踏んでいかれて、死にそうになったりもしましたが。。。
最後の最後まで人が大好きな猫でしたね。
タレが望むならできるだけ一緒にいてあげようと。それくらいしか最後はできませんでしたが。
今までと違い、最後の時をひしひしと感じながらだったので、やっぱり正直なところとてもつらいですね。
年齢的にも17~18歳とかなり長いこと一緒にいたわけですし。
これって気がつけば、自分の人生の半分以上なんですよね。
今まで日記にも書いてきたように、タレを見ていると、どんなに忙しかったり、いらいらしてても、「まあ良いや~」って感じにしてもらってました。
だから、思い返せばいっぱい助けてもらってたな~と思います。
なので、「さようなら」ではなく「ありがとう」という題にしました。
飼っていた立場ではありますが、色々な思い出をもらっていたなと。
感謝だなと。
タレがいなくなった事は、とても悲しいことですが、今ここで生きていくという時間の大事さを再認識したような気がします。
なんか言葉にしようとしても難しいのですが、毎日を大事に生きていかなきゃなって思いました。
悲しんでへこむより、がんばらなって思えました。
いつか自分に与えられた時間が終わるときまで、精一杯生きなきゃなって、思えました。
日記にはあまり重い事は書かないようにしてたんですが、きっとこの日記を読んでくれている人はタレ君のことを知ってる人が多いだろうし、自分の中で強く思うことがあったので、表現して読んだ人に何か感じてもらえればと思ったのですが・・・
文章がまとまらないっすね。。。すいません・・・・結局思っていることがうまく表現できない・・・
とにかく長い間うちの看板猫として頑張ってくれたタレ君に「ありがとう」といいたいです。
ゆっくり休んでおくれ!!
私も2週間前にタレ君がはなさないで~ってしてきて。・・帰宅途中にあれ?って気が付けば手にいっぱいタレ君のおおきなひっかき傷がありました。
その傷はいまは消えかけてるよ。
あのときは小さなミャーって声が聞こえてきたね。
大好きなシモと大好きなおうちでずっといっしょにいれたこと タレ君幸せだったとおもうよ。
この日記よんでて私もタレ君とシモからたくさん大切なこと再認識できました。
これからの人生「夢」にむかってがんばりたいね!!!
本当にあんなに穏やかでのんびりした猫は他にいなかったよ。私にとってもタレは家族だったから、悲しいな。今日はパソコンのデスクトップ、タレ君の写真にするよ。
本当にあんなに穏やかでのんびりした猫は他にいなかったよ。私にとってもタレは家族だったから、悲しいな。今日はパソコンのデスクトップ、タレ君の写真にするよ。
なんだかとても寂しい気持ちですが、家族と最後まで一緒にいられて、本当に幸せだったんだろうな~と思います。
これからもきっとハッピーペンションを天国から見守ってくれるんだろうな。
本当にご苦労様でした。
ホントタレ君はいろんな人に愛されてて幸せ者でしたね。
いろんな思い出をくれて本当にありがとうって気持ちでいっぱいです。
きっと今頃気持ちよさそうに居眠りしながら、見守ってくれていることと思います。
忙しくて大変な時なんかに、タレ君の寝顔を時々思い出してやってください。
きっとのんびりできると思いますから。
仕事が進まなくなるかもしれませんけどね・・・・