
本屋さんに立ち寄るとたくさんの本がありました。大きな本屋さんです。
美術関係の本のコーナーを回っているうちに思い出しました。
三年前に同じ札幌芸術の森美術館で開催されていた「 光と影のファンタジー 」という藤城清治さんの展覧会に行きました。
とても可愛らしい影絵を作るので、毎年必ずカレンダーは藤城清治さんのカレンダーです( ´∀`)
展覧会には二回行きました。
ちょうど24時間テレビで生放送中に作品を仕上げるという企画をされていて、その作品も展示されておりました。
その年の24時間マラソンランナーのTOKIOの城島茂リーダーも作品の中に描かれていました。とても大きな作品でした。
展覧会を開催していた時の年齢は確か92歳だったと思います。
作品はどれも一目で彼の作品だと分かるくらいに特徴がありますが、新しい作品には作成したその頃の出来事が反映されているのです。
年齢を重ねてもきちんとその時代を切り取る。
まさに「 切り取る 」です。
24時間テレビでは生放送で切り絵を作成している様子も写しておりましたが、とても楽しげに「 こうやって切っていくから指先がすぐに血だらけになるんだよ♪ 」と手元を見せておりました。
カッターナイフの「 刃 」だけをつまんで切っていたのでそれもまた衝撃的でした。
展覧会での作品は新しいものほど、花の一つ一つや木の葉っぱ一つ一つが細かく切り取られ、しかも大きな作品なのです。いくつ切っていくのでしょうか(;゜゜)
ライフワークとして展覧会の前年に作成したという大きな作品が展示されておりました。
これを90歳のおじいちゃんが作ったの?というくらい衝撃的な作品でした。
「 天の岩屋戸と八百万神 」(2013年)です。
しかしあの頃は新しいその作品はまだ作品集には掲載されていませんでしたので購入しようとは思っておらずそのままちょっと忘れておりました(笑)
毎年のカレンダーは「 藤城清治さん 」の作品ですから捨てずにたくさん残してありました。
ただいま断捨離中でそんな作品がたくさん積まれており、何か再利用しようと先日フレームに入れてトイレに飾ったばかりです(笑)
そのカレンダーの作品にも天の岩屋戸と八百万神の作品はありません。
しかし先日立ち寄った本屋さんで天の岩屋戸と八百万神の作品が掲載された作品集を見つけたのです。
「 見つけた! 」\(◎o◎)/

購入しようかと思い、裏っ返してお値段を確認すると結構なお値段です(;・ω・)
そして在庫は一冊しかなかったので皆さま手に取り中を確認するのでしょう。若干よれよれ・・・的な。
なので作品集のタイトルを心に刻み込んでおうちに帰宅してからも
「 本当に必要なのか!?o(`^´*)
と自問しました(笑)
せっかく「 見つけた 」のに・・・ヽ(´・`)ノ
・・・・・・(´・ω・`)
先日、届きました(笑)
やっぱり可愛い( ´∀`)
運命の出会い・・・・・(妄想)
このようにきちんと時代を見つめながら素敵に年齢を重ねて生きたい、
と思う今日この頃(笑)(*´ω`*)
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