大切にして欲しい、その気持ち

オリンピックで連日話題に事欠かない中国ですが、テレビで
「新疆ウイグル自治区カシュガルで４日に起きた国境警備警察への襲撃事件は、ウイグル独立派によるテロの可能性が強い。」
というニュースが流れ、息子に
「テロって何？」と聞かれた。

私の分かる範囲を息子に理解出来るように容易な言葉を用いて説明してみた。
うまく説明できたかは分からないんだけど、息子は
「人を殺してもいいという考え方があるのかわからない」
と言って、涙をポロリと流しました。
「命はかけがえのないものなのに・・・。」

そうだよね、その気持ち絶対に忘れないでね、とおもいながら慰めました。

「もう少し大きくなったら歴史を習うんだよ。
●●年にどんなことがあったか、ってことを学校で教えてもらうよ。
戦争がどんな理由で起こって、どうやって終わったのかとかも教えてもらうよ。
それを習うことで、同じ間違いを人間が起こさないようにってことだからね。
大きくなったら、テロのない社会にしてね。それが今のあなたたち世代の大きな役目だよ。テロで失う命がないようにしたいね。」

って・・・。

夏休みで原爆投下の日、終戦記念日などがあって、命の大切さを教えるいい機会です。戦争については私の口からは伝えられないけど、せめて命の大切さについて何か話せたらいいなと思っていたので、息子とこの会話が出来たのは良かったです。

しかし子供もだんだん難しいことを聞いてくるようになり、
時々自分の無知さに恥ずかしくなることも。まずいなぁ