あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

原因は⁉️自己判断に軍配⁉️

2022-12-01 22:24:00 | 健康・病気
こんにちは😃今日から師走。
今日の画像は、今月の朔日餅😝
Yさま、毎月本当にありがとうございます😊

今日は、先週の院長のお話です🥺🥺🥺
先週の火曜日、昼食を済ませ一時間ほど過ぎたころ急激な腹痛がおこった。
今までに体験した事のない差し込むような激痛だ。
昼食は今までに何度も食べているラーメン。二便(大・小便)にも異常なし。
胃痙攣や下痢の特効穴を探るが反応無し。
激痛は三十分から四十分間隔で起こってくる。
この日は、食事を抜きちょうど翌日は祝日で㊗️休診のため
早めに床につくことにした。
この後数日間、食事はうんと控えることになる。

翌日も同じペースで激痛が起こるので、家内に治療してもらう。
家内は、脈診では肝胆と脾に熱があり、腹診では肝の部位に相当な熱感があるので
肝胆と脾の清熱治療をするといい、治療を受けた。ただ、痛みがやはり続くために
祭日に診療している病院を受診した。

CTスキャンをとった所、胆嚢から横行結腸付近にもやもやしたものがあるが専門医
で無い為に診断出来ないという。一週間後に予約しておくので専門医に診てもらって下
さいとのことであった(これは正しい判断だが……)。
薬は、痛み止めと整腸剤をいただき服用したが痛みは一向に治まらない。
激痛は炎症がある為ではないかと思い、自己判断で抗生物質を服用したところ徐々に激痛は治まった。
発熱などは全くなかったので、なんの炎症だろうと思いつつ。

その後も、毎朝家内の治療を受け胸脇部の熱は少しずつ改善したのだが、
胸脇苦満や心下膨満、臍上悸(臍の上の部分の動悸)、肝胆の脈に熱があったので
家内が漢方薬の柴胡加竜骨牡蛎湯が良いと、服用したところ種々の症状が改善された。
思い返せば、少し考えることがあり不眠(中途覚醒)が続いていた。
東洋医学的には、肝血の戻りが悪く、負担をかけていたのだと思う。
患者さまのことは真剣に考えるものだが、自分のことは案外無頓着である。

約束の予約日(水曜日・昨日)に専門医を受診し再びCTスキャンを撮ったところ前記の
横行結腸付近の影は無くなっていた。
医師に抗生剤を三日間服用した事を告げると、「それは良い判断でした」と言われたが、なにやら複雑な気持ちが残った。
「少なくとも、炎症があったことは確かなのできちんと調べたほうがいいですね」
とのことである。きちんとというのは、カメラで直接覗いてなんだったのかを
確かめてくださいという意味である。

私の今の状態は、脈も落ち着き、腹部の熱も取れ
東洋医学的には快方に向かっている。
今は、普段の状態に戻っているため
鍼灸治療は昨日で一旦終了した。

おかげさまで、仕事は休まずに済み患者さまへご迷惑をおかけしなくて済んだ。

この経験を通じて、西洋医学は実際に見えるもので診断にいたるが
東洋医学では、身体から出ているさまざまな信号から病理を推察し、治療に取りかかるため
病名というよりも、ふだんのいつも通りに戻すことが治療に繋がっていることを
つくづくと実感した。

鍼灸治療と漢方薬は、その考え方が同じなため
治療に相乗効果をもたらすことが可能である。
長期に服用しなくてはいけないとされる漢方薬の即効性を
自分が体験できて、なんだか怪我の功名だったなぁと思っている。

おかげさまで、今はすっかり元氣になり😊😊😊
珍しく休んでいたお酒も🍶再開😝😝😝

病気から元気へ😜を体感した1週間だった🙂







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