あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

暑いような寒いような

2024-10-31 21:33:00 | うんちく・小ネタ
こんにちは😊スタッフの上野です✨

最近、段々と寒くなってきましたね。
しかし治療院では、
「歩くと暑いです」
「今はちょっと寒いです」と、
患者様によって、感じ方が様々。
そして、急に咳をされる患者様も
見られるようになりました🥺

寒いような暑いような……でも、
空気は乾燥してきているんですね💦

古典医学書『霊枢』経脈第十や、
『霊枢』雑病第二十六を参照すると、
扁桃炎のときは、三焦経が関連する
そうですが、
喉の真ん中が痛いときは腎虚として
施術を行い、
喉の横側が痛いときは、陽明経を
施術すると良いそうです。

痛い場所によって、
施術が変わるのですね!✨

また、乾いた咳が出るか、
湿っぽい咳が出るかによっても、
施術するときの視点が変わる
ので😁
喉が痛い、咳が出る……
という場合は、
場所はどこで、どんな咳なのか?
などを観察していただくと、
治るためのヒントが
増えるかもしれません😆

もし、お困りの方がいらっしゃったら、教えていただけると、
嬉しいです✨
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貴重な晴れ間に

2024-10-30 22:52:00 | ブログ
こんにちは🌞台風21号の進路が気がかりですね。
今日は、台風前の晴れ間でしたので🤗🤗

紅葉🍁渋滞のはじまる前に❣️と
大阪の紅葉の名所の箕面大瀧へ出かけてまいりました🤗こちらは東京の高尾山とよく比較されるそうですが、電車の駅を降りて数分で瀧道の入り口があり、かの野口英世先生も留学途中で帰国した際に、お母様を連れてこられたという逸話もありますので、一度は行ってみたいなぁとかねてから思っていたのもあってです。



瀧道の遥か上方から野口英世先生が、道行く人を見守ってくれるような位置に銅像がありました😊医聖の先生からパワーをいただき😊







マイナスイオンたっぷりの瀧道でしっかり英気を養ってまいりました😊

紅葉は🍁ほんの一部始まったところという感じでした😊
 
休日に空気の綺麗なところで適度に身体を動かすことができ、リフレッシュになりました😊

明日からもご来院いただく患者さまのお役に立てるよう、一生懸命治療にあたらせていただきます😊








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温活

2024-10-29 21:37:00 | 健康・病気
こんにちは☔️冷たい雨の1日となりましたね。

本日、今期初の暖房を使用して患者さまをお迎えすることとなりました。慌てて冬支度⛄️
ストーブを出して、加湿器をセットして😊
先週まで暑い🥵と言っていたので、季節に身体を合わせるのも大変ですね😝

今日は、温活のお話を😊

「冷えは万病の元」という言葉を一度は耳にされたことがあるのではないでしょうか?東洋医学では冷えはエネルギー不足の手がかりとしています。冷えていることで代謝が落ちてしまいますし、抵抗力(自然免疫)も低下してしまいますので、様々なパフォーマンス能力が落ちてしまうと捉えています。

今のように、急激に寒くなってしまうとどうしても冷えやすい状況になってしまいます。本当に寒くなってきた時に「温活」をするのではなく、今からはじめていただくことをおすすめします。

何か特別なことを始めていただかなくても構いません。肌寒いと感じたら一枚余分に羽織る、飲み物を温かいものに変えていく、食べるものも同じです。東洋医学には、温活の知恵がこれでもかというぐらい詰まっています。鍼しかり、お灸しかり、漢方しかり、食養しかりです😊

冷えを防いで、万病を寄せ付けず笑顔で毎日元気にお過ごしいただけるよう😊スタッフ一丸でお手伝いさせていただきます😊お気軽にご相談くださいね😊
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しゃっくり(吃逆)のおはなし

2024-10-28 22:26:00 | うんちく・小ネタ
こんにちは!スタッフの榊原です!😙

少しずつ肌寒くなってきて、最近では金木犀も香る季節になりました!
朝と昼とで寒暖差も激しく、風邪をひきやすい季節なので注意が必要ですね!😩

今日は、しゃっくりについて書こうと思います!
始まるとなかなか止まらなくて、108回なると死んでしまうという噂もあるしゃっくりですが、止める方法は色々聞きますよね!😆

水を一気に飲むとか、驚かすとか、、

2000年前に書かれてた霊枢という古典にしゃっくりのことが書かれているんです

東洋医学ではしゃっくりのことを噦(えつ)と言いますがそれを止めるには、
鼻に草を刺してくしゃみを出させるといい、または息を止めさせる、または突然驚かせると止まると書いてあります!😳

2000年前の人も同じやり方で止めていたと思うと人間変わらないんだなぁと思いますね。

なぜしゃっくりが起きるのかというのも書いてあります。

一般には横隔膜が痙攣することでしゃっくりが出ると考えられています。

東洋医学では胃が冷えているのに食べ物を食べることで消化がうまくできず、
体は消化させたい働きと消化できない働きが起こって働きが戦います!
それによってしゃっくりが出ると考えられているそうです!

なんとも働きを重視した東洋医学らしいですね!☺️
しゃっくりに効く漢方もあるのですよ!なんとその原料は柿のヘタ‼️
生薬では柿蒂(シテイ)といいます😊この時期美味しい柿にはこんな効果もあるのですね‼️

ちなみに今までで1番長いしゃっくりは68年間続いたものがギネスに載ってるそうです!
本当なのか疑問に思ってしまうレベルです!

2000年前の人がこんなことまで!と驚いたお話でした
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秋ですね

2024-10-27 22:20:00 | ブログ
こんにちは🌞日毎に秋めいてまいりました。
今年は本当に酷暑でしたので、やっと過ごしやすい日が訪れたかと考えてしまいますね。

毎週日曜日は、院長のひとりごとです。

今日は東洋医学に基づく鍼灸治療の現状についてお話しさせていただきます。

皆さんは、鍼灸治療というと東洋医学的なイメージをお持ちの方がほとんどではないかと思われます。しかし、実際には現在鍼灸治療を行う先生方の中で、東洋医学に基づく治療を行っているのは、全体の20%に満たないのではないかと思われます。

この理由は、明治維新以降の西洋医学ベースの教育体系によるものが大きいのではないかと思いますが、鍼灸師養成校では今だに西洋医学ベースの教育がなされ東洋医学を学ぶ時間数は全体の2割程度に止まっています。治療に使うツボ(経穴といいます)は東洋医学独自のものなのに、これを西洋医学の解剖的位置で学び、そこを支配する西洋医学の神経支配などを学びますので、なかなかそれを整理して理解するのは難しく、東洋医学的な発想や治療に結びつけるためには、個人で改めて学ぶことでしか、治療にまで至らない状況なのですね。科学的根拠(エビデンス)に基づく治療が声高に叫ばれていることで、感じ取っていただけるのではないでしょうか?

当院では、東洋医学に基づく治療を行っているのですが、これらをしっかりと謳える治療が珍しい立場になってしまっているのです。

皆様のイメージとかなり乖離しているのではないかといつも思っています。

東洋医学は自然医学とも言われており、全ては自然からそのヒントを得ています。地球と共に暮らす治療でもあるのですね。

秋には紅葉🍁するように、人の身体も秋めいてまいります。自然界の一員として、自然に馴染む生活を送ることで、健康に過ごすことができるのですね。

東洋医学に興味をお持ちで、鍼灸治療を選択される場合は、その治療が東洋医学に基づくものかどうかを確かめていただければと思います😊
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