あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

おかげさまで😊

2022-03-31 22:16:00 | ブログ
こんにちは🌸
今日は、雨の予報で☔️桜が散ってしまうのかと
本当に心配しましたが🥲、ひどい雨☔️にならず‼️
往診先の近くの公園の桜も🌸満開で


晴れやかな気持ちにさせていただきました😊
明日は、一気に気温が下がります。
どうか、しっかり対策をなさって体調を崩されないようにしてくださいね😊

さて、今日は4世代にわたって治療にお越しいただいている
患者さまより、手作りのマーマレードを頂戴いたしました🥰🥰🥰
スタッフの分までありがとうございました😊😊
売っているものでは絶対に賞味できない優しい甘味のマーマレード🍊
本当にありがとうございます😊😊😊

神の手のおかげで✋と仰っていただきますが、
治る力は、我々の手の中にあるのではありません🤭🤭🤭
患者さまみなさまが、それぞれお持ちの自然治癒力で痛みや
疲れや病気が治っているのです😊

私たちの役割は、生活習慣の中で掛け違えてしまったボタンを
外すことだったり、患者さまそれぞれのもともと弱い場所に、
強くてエネルギーの余っている場所から誘導したり、
流れの悪い場所の風通しをよくしたりすることであって、
決して神の手✋ではありません🙃

スタッフのやさしさで😊というお言葉には
スタッフが大喜びしていましたよ😝
(患者さまのおかげさまなのですが🤣🤣🤣)

お腹の中にいる時から治療してもらっていたのよー
という患者さまが、ママになって(パパになって)赤ちゃんを👶
連れてきてくださるときは、気持ちはおじいさん👴です🙌

不思議なことに、脈もそっくりになったりする患者さまも中にはいらして
親子ってすごいなぁと思うこともしばしばです😊

絶対に治らないと言われたので、せめて痛みだけでもどうにかならないかと。。
とお越しいただいた患者さまが、すっかり元気になられて
治療を卒業される時が、本当は一番嬉しいのですが
こうして、心のこもったお便りや美味しいものをいただくときは
おかげさまで、続けさせていただけているなぁと感謝です😌

史記という書物に、六不治という有名なお話が載っています😊

第一の不治
驕恣(きょうし:おごりがひどく、欲ばりであること)で、物事の道理に従わない状態。
第二の不治
財(お金など)をけちって身(健康)を軽んじる状態。
第三の不治
衣食住を適切にしない、できない状態。
第四の不治
陰陽が五臓にとどこおり、気が安定しない状態。
第五の不治
身体が衰弱しきって、薬を服用できない状態。
第六の不治
巫を信じて医を信じない状態。
この一つの状態でもあてはまる場合は、病気は治らないか、あるいは治すことができても、治療は非常に困難である、とされています。


古代中国の名医の先生の言葉、いかがですか?
私たちスタッフは、ご縁をいただいた患者さまが元気になられるよう
一生懸命治療させていただきます😊😊😊

患者さまのおかげさまを倍返しできたら!と思って頑張ります🙌

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おかえりなさいませ♫

2022-03-30 22:36:00 | ブログ
こんにちは🌸
今日は、本当に春らしい陽気でしたね💕
用事があり、少し出かけてきましたが
桜が満開🌸🌸🌸
日本人に生まれて本当によかった😊😊😊
と思う瞬間です😊😊😊

今日は、数年ぶりに海外出張の関係で
日本を離れておられた患者さまが、治療にお越しいただきました😊😊

実は、日本よりも🇯🇵海外の方が東洋医学の関心が高く
(本当に残念なお話ではありますが、日本人は人気低めです🥲)
経絡治療を志し、海外で経絡治療を行なっている先生も多数おられます。
日本まで、経絡治療を学びに来られる鍼灸師もいるのです。
西洋医学を学びに、渡米するドクターがいるように
東洋医学を学ぶために、アジア圏に学びに来られる先生がいるのです。

この患者さまも、現地の先生をご紹介して
遥か海の向こうでも、鍼灸治療を続けておられていました🤩
(海外の経絡治療家も可能な限りご紹介させていただいています。
出張などで、お困りの患者さまは遠慮なくお尋ねください😊)

日本に帰ってきたら、先生に治療をしてもらうのを楽しみにしていました😊
と、嬉しいお言葉をいただきました😊😊😊
鍼灸師冥利に尽きる一言です。こちらこそ、覚えていてくださって感謝です😊😊😊

当院は、お陰様で皆様の笑顔に支えられ
開院してから、44年が過ぎそうです。
「おかえりなさーい♪」といつでもお寄りいただける
治療院でありたいと思っています🥺🥺🥺

桜の🌸一番綺麗な季節に、お顔を拝見できて嬉しかったです😊
春は出会いと別れの季節です。
みなさまにも、笑顔あふれる春が訪れますよう願っています😊

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冷えのぼせってご存知ですか⁉️

2022-03-29 21:58:00 | 健康・病気
こんにちは🌞
今日は、昨日よりぐっと気温が下がり
肌寒い一日となりましたね🤭

花冷えという言葉がありますが、
この時期は急激な温度変化に身体がついていかず
特に、上半身の不調を訴える方が圧倒的に増えています。
上半身の不調って何?と思われるでしょうか?

めまい、耳鳴り、肩こり、首こり、頭痛、花粉症などによる目や鼻や耳や喉の不調、
のぼせなど、春先に一気に増えてくる症状です。

これは、暖かくなり心も身体も伸びやかになり
陽気も上に上にのぼりますが、身体はまだまだ冬から春への準備中で
気だけが上にのぼってしまっている結果、起きてくる症状でもあるのです。
このような状態を「冷えのぼせ」とよんでいます。

本日も、急な肩の痛みや、肩こり、めまいやふらつきのために、
お越しいただく患者さまや、めまいで動くことができずに
往診依頼される患者さまなどから、ご連絡をいただくことが多かったです。
もしかすると、1年で1番お電話が多い時期かもしれません🤭

季節の変化が、ゆっくり進むように
私たちの身体も、少しずつ対応していくことが求められます。
植物を見ているとわかりますが、
冬の間しっかりと溜めたエネルギーを、このタイミングで芽を出す🌱ために使うように芽吹きの季節です。
今は、一気に伸びるのではなくまずは芽を出すことが大切です😊
はじめの一歩と言い換えてもいいかもしれませんね😌

何かと慌ただしい年度末で、バタバタとなってしまいがちですが
身体とよく相談をなさって、気持ち良いスタートを切ってくださいね😊

ご自分で対処できる方法をご案内します😊
症状が、上半身に偏っているなぁとお感じになったら、
ご自分の手で、頭のてっぺんと足に温度差が無いか
確かめてみてください😊

足がうんと冷えていて、頭が熱く感じたならば
足をよく温めてみてください。
(足浴などで、リラックスされるとなお効果的です)
それだけで、随分症状が楽になるはずですよ😊

お灸でのセルフケアもお勧めです。
寒い冬だけでなく、春先の今こそ
冷え対策も考えていただけたら嬉しいです😊

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不眠について

2022-03-28 22:09:00 | 健康・病気
こんにちは🌞今日は、晴れていましたので
御用水跡街園までお昼休みに出かけてまいりましたが、
風が強く🥲まさに風邪(ふうじゃ)の季節だなぁと思いました😄
春は陽気が盛んになってくる季節ですが、三寒四温とも言われ、
陰と陽(寒静と熱盛)のバランスが崩れて体調管理が難しい季節です。

 特に精神的疾患が無いのに不眠で悩む患者様が多く来院される季節でもありますよ。
 体と脳を休息させるためにも、一日の心身の疲れを癒すためにも、眠りは不可
欠です。よい睡眠は大脳を休息させ、その機能を調整し、翌朝から再び正常な指
令を全身に送ることができます。睡眠が不足すると大脳が疲労を回復できず、頭
痛や全身のだるさ、集中力の欠如、イライラといった症状も現われます。睡眠中
は体温が下がり、少し冷たい血液が脳を流れることで「頭が冷やされ、それが脳
の疲労回復に役だっています。

睡眠について東洋医学(難経)の条文を取り上げて応えます。

 『老人は臥して寐(イ)ねず、少壮は寐ねて寤(サ)めざるは何ぞや。
然るなり、経に言う、少壮の者は血気盛んに、肌肉滑らかにして気道通じ、栄衛
の行くこと常を失わず。故に昼は精(クワシ)く、夜寤めざるなり。老人は血気
衰え、肌肉滑らかならず、栄衛の道渋る。故に昼は精きこと能わず、夜は寐ねる
ことを得ざるなり。故に、老人の寐ねるを得ざるを知るなり。』

特に解説は必要ありませんね。
 条文に有るように、高年になると、生体の構成要素である血気が衰えるのは自然
の成り行きです。その『血気』の働きの衰えをいかに先送りして健康を保つかです。
睡眠不足だからと言って昼間に寝ているのは血気の働きを更に低下させます。
太陽の光を浴びて少しは散歩して下さいね。

私も高年の仲間入りをしていますから。お昼間に
お花見を兼ねてお散歩に出かけてきましたよ😊

もうお解りでしょうか?
脉診流経絡治療で「気・血・津液(水)のバランスを整えて不眠を解消しましょう。
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トリプルパンチ

2022-03-27 19:36:00 | 日記・エッセイ・コラム
こんにちは🌞昨日の雨からうってかわって
今日は気持ちの良い晴れ間でしたね☀️

近所の御用水跡街園も、かなり桜🌸が開花してきましたよ😊
今週いっぱいが見頃と言ったところでしょうか?
治療院から、歩いて10分もかからない場所にございますので、
よろしければお花見いかがでしょう?

毎週日曜日は、院長の自伝です。

健康を保つうえでの三原則として「快食・快便・快眠」は皆さんご存じの通り
である。私事であるが、食事については時に暴飲暴食をすることもある。
二便(大便と小便)についてはそれほどに困ることはない。ただし睡眠に関しては歳
のせいか、最近は早朝覚醒である。これも自然の摂理であり、家族の者が寝てい
る静かな時間を有効に使っている。「早起きは三文の徳」だ。

ただし、一時的ではあるが精神的な問題による不眠では、
大変悩まされた時があった。
治療時に全く患者さんが診えないのである。
私は「めくら」なのだから見えないのは仕方ないが、ベット上に仰臥した患者さ
んをベットサイドから「観て」「診て」全身を映し出して治療を行っている。
ところが、精神不安による不眠の時には頭脳や五感(私は視力がないので四感か
な)が全く働かず、患者さんが全く「みえない」のである。

その一つは、妻が出産後に悪条件が重なり産後鬱になった時である。
妻はおしゃべりで常に笑顔を絶やさない人であった。その妻の話し声に精細が無
く口がゆがんで写る。顔も歪んで映る。映ると言うのは私には見えていないから
心に感じて反映され、私の精神までも鬱状態になってしまったと言う事である。
この時期、タイミングが悪いことに同居している私の母が軽い認知症になり、妻
の子育てに対して一つ一つ口を挟んでくる。更には知らない間に外に出て行き徘
徊するので、外に出られないようにカギを付けると、自室の部屋の窓を開けて
「ここから出してください、助けてください!」と外に向かって大声で叫ぶ。私
の治療院は一階が治療院で二階三階が自宅になっているので、来院した患者さん
が、「上で叫んでいるけど大丈夫ですか?」と言われる始末。
妻は、喘息の持病が有るうえに(現在は発作は無い)、主婦業と治療院の準備、子
育てと母の世話で妻は鬱状態となり、とても子育てが出来る環境ではない。やむ
をえず母を施設に預かっていただくことになったが、また直ぐに新たな問題が起
きて妻の体調は一向に改善しないのでしばらく実家で静養することにした。

もう大丈夫だからと言って、我が家に帰ってくる時のことである。帰ろうとして
も同じ所をグルグル回っているだけで家にたどり着かないと電話があった。妻は
大の車好きであり迷うことなど絶対に無いはずである。一歳に満たない子供を連
れている。事故でも起こさなければいいが、不吉な予感が背すじに走る。場所を
聞けば我が家から車で二十分ほどの大きなショッピングセンターの近くだと言う。
そのショッピングセンターならば何度も行った事があるので、すぐに解る。駐車
場で待つように指示した。私はタクシーを手配して、その場に向かった。ヘッド
ライトを付けておくように言って有ったのでタクシーの運転手さんにも直ぐに車
を見つけることが出来た。
子供は何事も無かったようにすやすやと寝ている。妻の運転する車に乗り込み走
り出したが、私が助手席に乗っているので安心したのか、迷うことなく普通に我
が家にたどり着いたのである。精神不安定な時には普段では考えられない当たり
前の事が出来なくなるのだ。私に取っては忘れられない出来事であった。


次週に続く

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