goo blog サービス終了のお知らせ 

あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

2025-04-15 21:14:00 | 健康・病気
スタッフの山田です。

今朝も愛犬と一緒に、桜がまだ少し残っている近所の公園を散歩して1日をスタートさせました。
桜を見ることで春の訪れを感じ、自然と心が躍ります。
桜を見て【春】を感じるのは日本人だけでしょうか?

春は桜だけでなく、草木が芽吹き、花々が咲き誇り、
生命力が溢れる季節。

東洋医学では、自然界と人間の身体を密接に結びつけて考えます。
この季節は、人間の身体も自然界同様にエネルギーが動き出し活発になります。そのエネルギーの流れをスムーズにするために
重要な臓器が「肝」
そのため、春は東洋医学では「肝」の季節とされています。

「肝」は体内のエネルギー(気)や血液を巡らせる役割を持ち、
感情とも深く関係しています。

この時期は気温の変化や新しい環境への適応が必要なため、
ストレスやイライラを感じやすく、「肝」に影響が及ぶことがあります。
そのため、【肝】の働きを整えることが大切です。

肝の働きを整えるための養生法には様々なものがありますが、
普段より早寝を心掛け、朝は少し早起きして軽い運動や散歩を取り入れることで、「肝」の気がスムーズに巡るようになります。

新しい仕事や学校が始まり、ついつい頑張り過ぎてしまう時期でもありますが、
心身をゆったりと整えながら、短い春を存分に楽しみたいものです。
皆さまもご自愛ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春本番

2025-03-22 21:12:00 | 健康・病気
こんにちは♪スタッフの恒川です。
最近は、ぽかぽか陽気で暑いくらいですね🥵
あっという間に桜も見頃になるでしょうか😚🌸満開が楽しみです✨

さて、
暖かい日が多くなってくると増えてくるのが、
ぎっくり腰や寝違え、足のつりなどの筋肉の異常です。
春は、五臓六腑の中の「肝」に配当され、
春は肝が活動的になる時期になります。
肝は筋肉や靭帯、腱などを支配すると考られており、肝気の巡りが悪くなったり、血で滋養できなくなると起こりやすくなります。
この時期は、初めてぎっくり腰になりました。という方も珍しくありません😳
また、肝は眼も支配しており、
眼の酷使によって肝の血不足🩸になりやすく、かすみ、ドライアイ、視力低下に繋がります。

昨日も、腰痛を訴える患者さまが
「仕事が忙しいのに参っちゃって😅」
と来院されました。
寝返りも少しつらそうな状態でしたが、
お帰りの際は、背筋もピンッとされ、軽快に歩かれていました😊

おかしいな?と思ったら、
早めの治療をおすすめします!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

感染性胃腸炎が大流行しています

2025-03-21 23:37:00 | 健康・病気
こんにちは。ノロウイルスの大流行している名古屋市です😭
感染性胃腸炎の定点あたり患者報告数が、年明けから徐々に上がっており⬆️
3月13日より昨日までノロウイルス食中毒警報が発令されました😭
毎週金曜日は、薬店からの投稿です。

薬店にも、急性期の患者さまがご来院いただくことはありませんが、
感染性の胃腸炎がなかなかスッキリ治らず、下痢やお腹の違和感がなかなか治らないなどの
ご相談に来られることがございます。

当店では、こういった症状を細かくお聞きすることによって
どんな不調和が身体で起こっているのかを伺ったうえで
お一人お一人に合ったお薬や食事などのご提案をさせていただいております😊

一概に、腹痛といっても原因もさまざまで
患者さまお一人お一人の個性もさまざまです。

以前よく効いたお薬が、同じ症状でも同じ効果が出るとは限りません。
季節があるように、皆様のお身体も色々な条件で変わってきています。
ご面倒でも、お話を伺ったうえで販売させていただいています。

気温差の激しい今は、特に体調を崩しやすくなっており
感染性胃腸炎だけでなく、さまざまな不調でお越しいただいております。

寒い日には温かい飲み物が欲しくなるように
冷えている時には温めるお薬を
熱がある時には(体温計で測定できる熱とは限りません)冷やすお薬を。

身体が欲しているものをご提供できるよう努めています。

お気軽にご相談くださいね☆




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手当について

2025-03-17 21:05:00 | 健康・病気
こんにちは?スタッフの榊原です。

今日は、手当てについて書きます。
手当ては、さすったり、手を当ておさえたりすることで痛みを和らげることです。

手を当てるだけで痛みが和らぐのは不思議だと思いますがこの痛みに効果があることは
ゲートコントロール説と呼ばれ科学的にも証明されています。
また東洋的な視点では手を当てることによって補う効果があらます。
正確には、押さえ方で下に強く押す時と、その場で軽く触ったり撫でる時では目的が変わります。
撫でる方が特に補う目的に近くなります。

ちなみに痛いの痛いの飛んでいけというのは世界共通で、言葉は違えど同じ行為が世界にあるそうです。

触れ合うことでオキシトシンと言われる幸せホルモン、愛情ホルモンが出る影響で不安などにも効果あります。

人と人でなくても自分を撫でるだけでもまた効果があります。
江戸時代に書かれた養生訓では湧泉を撫でることが、養生の一つとして書かれています。
これは先ほど書いた体の力を根本から補うことが目的です。
テレビのコマーシャルでおなじみの浪越さんの押せば命の泉湧くでいわれる、足の裏のツボです。

ぜひご自分で、またパートナーなどと触れ合ってみてはいかがでしょうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

汗吐下和

2025-03-12 22:47:00 | 健康・病気
こんにちは☔️今日も一日、雨が降ったり止んだりと
なんだか落ち着かない1日でしたね🥲

朝のうちに、太陽が出て☀️晴れ間が見えてきましたので
散歩に出かけようと支度していたら、雨☔
空模様と相談していたら、散歩に出かける機会を失った1日でした😩

年明けより、ノロウイルス🦠の感染が広がっているようです。
福岡では、これまでと少し違うウイルスが🦠感染拡大しているという
ニュースもありました。手洗いをしっかりして、拾わないようにしたいものです。

ノロウイルスに感染すると、酷い嘔吐と下痢(発熱もありますね)が
主症状となりますが、この下痢や嘔吐というのは、体内の免疫機能がはたらいて
ウイルスを外に排出しようとする免疫反応からくる症状になりますので
下痢止めや吐き気どめというものは使わないのが通常です。

この免疫作用を、治療に活かしているのが東洋医学の外邪の対処法の大原則の
「汗吐下」(かんとげ)「和」(わ)です。

風邪による発熱や、打ち身などによる瘀血(おけつ)、ノロウイルスのような胃腸炎や
さまざま感染症など、体内にあってはいけないものを体外に出すために
あえて 吐かせたり 下させたり(下痢をさせたり)  体温を上げて汗をかかせたり
する治療もございます。

新型コロナウイルス以降は、感染予防の観点から発熱患者さまの治療をお断りしているため
あえて、発熱を促すような治療は現在は致しておりませんが、
患者さまの自然治癒力を高めて、こうした免疫反応がスムーズに起こってくるような
治療は行っております。

どうしても、嘔吐や下痢という症状は一刻も早く止めてしまいたくなりますが
身体が治す反応だということもございます。
要らないものを出す、今でいうデトックスが大切です。
身体の声を聴くということを一度お考えいただけると幸いです。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする