スタッフの山田です。
今朝も愛犬と一緒に、桜がまだ少し残っている近所の公園を散歩して1日をスタートさせました。
桜を見ることで春の訪れを感じ、自然と心が躍ります。
桜を見て【春】を感じるのは日本人だけでしょうか?
春は桜だけでなく、草木が芽吹き、花々が咲き誇り、
生命力が溢れる季節。
東洋医学では、自然界と人間の身体を密接に結びつけて考えます。
この季節は、人間の身体も自然界同様にエネルギーが動き出し活発になります。そのエネルギーの流れをスムーズにするために
重要な臓器が「肝」
そのため、春は東洋医学では「肝」の季節とされています。
「肝」は体内のエネルギー(気)や血液を巡らせる役割を持ち、
感情とも深く関係しています。
この時期は気温の変化や新しい環境への適応が必要なため、
ストレスやイライラを感じやすく、「肝」に影響が及ぶことがあります。
そのため、【肝】の働きを整えることが大切です。
肝の働きを整えるための養生法には様々なものがありますが、
普段より早寝を心掛け、朝は少し早起きして軽い運動や散歩を取り入れることで、「肝」の気がスムーズに巡るようになります。
新しい仕事や学校が始まり、ついつい頑張り過ぎてしまう時期でもありますが、
心身をゆったりと整えながら、短い春を存分に楽しみたいものです。
皆さまもご自愛ください。