姉さん、事件です。

っていうか、姉さんに事件が。
一歳児とともにパパが仕事で先に入国している彼の地、おフランスへと旅立つ予定。
先週末から私が子供達と実家へゆき、ちっとも進まないと嘆く姉の荷物のパッキングを手助けし、帰った時の疲れを考え部屋の掃除をしてやり、やっと今日の日を迎え、朝からセントレアへ送って、ポットのバンドルを着けながら飛行機の飛び立つ音を聞き、
行ったか…
そう目を細めていたのだが、電話がなる。
とりそこねて充電中だった携帯を見ると、姉から三回も不在着信。
忘れ物か？
あわててかけると、思いもよらない事態が起きていた。
晴ちゃん…飛行機…乗れんかった…
なぬ？！
聞くとナントカ条約により、旅行でもとにかくパスポートの有効期限が3ヶ月プラス滞在期間に満たないと入国させないのだそうで、あと一月と少ししかなかった姉は飛行機の搭乗口で止められてしまったのだ。
ハカセとて学会やら海外に行きなれた人が一体何を…と思うが、旅行の話の際、たまたま旦那が、ああ、この旅が終わってから更新すればイイデショ。と話したのだそうで、あまりにも迂闊で胃がムッとする事件である。
かわいそうだが、車で１５分の所に住む妹が迎えに行き、世話してやるのだから、まあ仕方ないながらラッキーだと思うしかないよ。
そんな人の事に振り回されている妹だってたまったもんじゃないのだ。