くらしのタネ


原田 晴子
やきものやる日々

学習発表会

2014-11-16 | 日記

今年も子供の発表会シーズン到来。二年生となったわが娘はどんな成長をみせて

くれるのだろうかと期待しつつ、たあちゃんを伴って学校へ。

 今年の演目は"トマトの気持ち"。

夏休みまでトマトの栽培をした二年生。

トマトが緑から赤くなる。夏には水を与えすぎないでかつ枯れないように与える。

こんな内容をを劇にして、みんなで演技。

トマト達。トマトを育てる小学生達。トマトが嫌いな子をなくしたいトマトレンジャー達。

ナレーター。そんなところが主な役どころで、わが娘は小学生その一。

今一つさえない役どころであるが、じゃんけんで決まっているので仕方がない。

観ていると、大きなお口を開けてさすが声のでかさは親譲り!!と褒めちぎった昨年に比べ、

なんだかもじもじ。ちっ!!恥ずかしがりやがって・・・とちょいイラつくヤな親。

劇は昨年も素晴らしかったが、今年も先生達のご苦労がよくわかるできる出来であった。

トマトレンジャーは特に大活躍。シャキーン!!と決めポーズあり、吉本を思わせる

ずっこけあり、EXILEを彷彿とさせるムーブあり。

そして今年はどうやらほぼ全学年で「だめよ~ダメダメ。」が使われたらしい。

時代の波ってやつか。

なんだか、ムスメはぱっとしなかったが、一緒に成長しているお友達がほほえましく、

楽しい劇だった。

そして、最後の一つだし、とその後六年生の出し物も観ていくことに。

たあちゃんが観ると言ってくれたので、その辛抱に期待。

演目は"おばすて山"。

言わずと知れた昔話であるが、なかなかに上手で、六年生も年末ともなると

すっかりオタマジャクシからカエルになっていて、声変わりをしている子もあり、

大きくて立派。

恥ずかしがることもなく、堂々と演技をし、中でも殿様役の男の子には度肝を抜かれた。

髪はアシンメトリーにふわっとセットされており、色の白い顔のちっさいきれいな子。

女の子???と最初は思ったが、男の子。帰宅してムスメにあの子はいつもああいう

髪型なのか?と聞くと「そうだよ」と言う。

・・・・・・親が美容師か、はたまた自分でセットしたりするのか・・・

末恐ろしい逸材がこんな港町に潜んでいた。

それはともかく、子供たちがしっかりと演じ、最後にざっときっちり整列をして、

「今回演じることにより、誰一人なくていい命などないのだ。と気づかされました。」

と六年生が大きな声で発表する姿にグッときた。

なんていう歌かわからないが、「あなたに~ありがとう~」などとまさに

親に感謝してます的な歌をコーラスで歌われ、おばちゃん陥落寸前。

六年生の親でもないのに勝手に号泣している姿は恥ずかしい。

いたずらしているたあちゃんを見て必死にこらえる女41歳の秋。

このあいだトトロでひいひい泣いたからな・・・

どんだけ涙腺よわいんだ。

終わってたあちゃんが大きな声で「じょうずだったね~」と言って

みんなが笑ったのが、大きな救いであった。

ウチのムスメがああなる日は必ずくるわけで。このちびでもね。

その時まで号泣はとっておこう。確約できないけど。

おまけ

ジャー子に後光。