今年も子供の発表会シーズン到来。二年生となったわが娘はどんな成長をみせて
くれるのだろうかと期待しつつ、たあちゃんを伴って学校へ。
今年の演目は"トマトの気持ち"。
夏休みまでトマトの栽培をした二年生。
トマトが緑から赤くなる。夏には水を与えすぎないでかつ枯れないように与える。
こんな内容をを劇にして、みんなで演技。
トマト達。トマトを育てる小学生達。トマトが嫌いな子をなくしたいトマトレンジャー達。
ナレーター。そんなところが主な役どころで、わが娘は小学生その一。
今一つさえない役どころであるが、じゃんけんで決まっているので仕方がない。
観ていると、大きなお口を開けてさすが声のでかさは親譲り!!と褒めちぎった昨年に比べ、
なんだかもじもじ。ちっ!!恥ずかしがりやがって・・・とちょいイラつくヤな親。
劇は昨年も素晴らしかったが、今年も先生達のご苦労がよくわかるできる出来であった。
トマトレンジャーは特に大活躍。シャキーン!!と決めポーズあり、吉本を思わせる
ずっこけあり、EXILEを彷彿とさせるムーブあり。
そして今年はどうやらほぼ全学年で「だめよ~ダメダメ。」が使われたらしい。
時代の波ってやつか。
なんだか、ムスメはぱっとしなかったが、一緒に成長しているお友達がほほえましく、
楽しい劇だった。
そして、最後の一つだし、とその後六年生の出し物も観ていくことに。
たあちゃんが観ると言ってくれたので、その辛抱に期待。
演目は"おばすて山"。
言わずと知れた昔話であるが、なかなかに上手で、六年生も年末ともなると
すっかりオタマジャクシからカエルになっていて、声変わりをしている子もあり、
大きくて立派。
恥ずかしがることもなく、堂々と演技をし、中でも殿様役の男の子には度肝を抜かれた。
髪はアシンメトリーにふわっとセットされており、色の白い顔のちっさいきれいな子。
女の子???と最初は思ったが、男の子。帰宅してムスメにあの子はいつもああいう
髪型なのか?と聞くと「そうだよ」と言う。
・・・・・・親が美容師か、はたまた自分でセットしたりするのか・・・
末恐ろしい逸材がこんな港町に潜んでいた。
それはともかく、子供たちがしっかりと演じ、最後にざっときっちり整列をして、
「今回演じることにより、誰一人なくていい命などないのだ。と気づかされました。」
と六年生が大きな声で発表する姿にグッときた。
なんていう歌かわからないが、「あなたに~ありがとう~」などとまさに
親に感謝してます的な歌をコーラスで歌われ、おばちゃん陥落寸前。
六年生の親でもないのに勝手に号泣している姿は恥ずかしい。
いたずらしているたあちゃんを見て必死にこらえる女41歳の秋。
このあいだトトロでひいひい泣いたからな・・・
どんだけ涙腺よわいんだ。
終わってたあちゃんが大きな声で「じょうずだったね~」と言って
みんなが笑ったのが、大きな救いであった。
ウチのムスメがああなる日は必ずくるわけで。このちびでもね。
その時まで号泣はとっておこう。確約できないけど。
おまけ
ジャー子に後光。