輸氣を使う整体ブログ

野口晴哉先生の輸(愉)氣という療法を主体とし、二宮進先生が考案した整体を書いていきます。

整体で観る病気の4大原因③

2024-09-04 20:20:55 | 日記
四つ目の④偏り(部分的)疲労をピックアップ

偏った生活習慣が、体の一部分に疲労が溜まります
するとその一部分だけの疲れが取れず、慢性化してしまうことで全身の疲労と感じてしまうのです


体の左右の中心は、背骨
体の上下の中心は、骨盤

体のバランスは、自律神経が担っています

偏り(部分的)疲労は、人によって場所が異なります

右利きの人もいれば、 左利きの人がいます

左利きの人は、
体に疲労が溜まると、
右利きの人より疲れが溜まりやすいため、
寿命も短いと言われています

5つに分類した体質(体癖)も
大きいタイプと小さいタイプに分かれ、10種類の体質があります……野口先生の体癖は全部で12種類に分類していますが、二宮先生は心理的要素が含まれる敏鈍型・遅速型 を外して
10種類に分類し体質と表現しています
その中でも、
単体の体質の人もいれば、複合タイプの人もいます

だから人間は、
一つの型に当てはめることが出来ず、
体の疲れる場所も異なるのです


整体では、
体質によってよく使う骨(背骨)は、疲れます
骨は疲れると、下がります
特に神経がたくさん
集まっている腰の骨が下がると、
神経に触ります…腰椎椎間板ヘルニアがそれです
神経に触ると、痛みが出ます
痛みが蓄積すると、疲れが増えます

その疲れを特定しないまま、
薬で症状だけ抑えてしまうと、原因が分からなくなります

だから体の軸が崩れて、病気になるのです

コンパスは、
軸がしっかりしていると綺麗な円が描けますね

不安定だと、うまく描くことが出来ません


体の場合、
軸が左半身となり体を真っ直ぐ支え、交感神経が正常であること指します

そして、
右半身で前後のバランスを取ることで、副交感神経が正常に働きます

それが健康な体だということを覚えておきましょうね(o^-')b !

偏り疲労のセルフケアとしては、
ウオーキングを30分ほどする、運動をして疲労を分散することが大切です


整体で観る病気の4大原因②

2024-09-04 20:19:27 | 日記
三つ目の③(精神的)ストレスをピックアップ

(精神的)ストレスは、
外部的ストレスと、内部的ストレスがあります

人間は、
意外と外から来るストレスより
内側から来るストレスに弱いのです

それは、
他人と自分を比べてコンプレックスに悩まされたりするなど
ネガティブな感情が支配するからです

負の感情が強いほど、体が冷えてしまいます

心が、その影響を受けやすいからなのでしょう

・“他人の悪”が、“自分への敵意”になる
(思い込みもありますが…)

・“他人の無意識の行動”が、“自分のストレスを助長”する

・“他人からみたら何でもない”ことでも、
“自分の評価の低さなどに腹を立てて”いる

・“不安が恐怖”という魔物になる…免疫力が低下する

などなど、色んなストレスがあると思います

内部的ストレスは、
精神的ストレスとも言いますが、
心が病むほどに、
体が受ける影響は大きい

鬱(うつ)もそれにあたります

病気の“気”は、“心”に現れるから“気に病む”という言葉が
あるのでしょうね

心が病めば、体も病み、
体が故障すれば、心が凹むのは当たり前の事象です

外部的ストレスというは、
心に受ける影響というより、風圧や光り(紫外線)、
衝撃(打撲)など人以外から来る体のストレスことです

外部的ストレスは、
左側=心臓に負担が掛かります

打撲などによるストレスは、
原因不明の腰痛などを引き起こします

いい意味で、ストレスもありますから
ストレス=悪ではないですよ♪

自律神経の不安定が、体のバランスを崩すのです

二宮先生は、【丹田を上手に使う事が一番大事】と名言されていた


整体で観る病気の4大原因①

2024-09-04 20:04:01 | 日記
整体で観る病気4大原因は、
①冷え
②食べ過ぎ
③(精神的)ストレス
④偏り(部分的)疲労……の4つです

まず一つ目の①冷えをピックアップ

『冷え』と一口で言っても様々な冷えがあります
大きく分けて
A)外側から来る冷え
      と
B)内側から来る冷え


A)の外側から来る冷えとは?
冷房、冷気、素足、露出の多い服、
体を締め付ける衣類の着用などなど…

B)の内側から来る冷えとは?
例えば、上白糖の摂りすぎであるとか、
食べ過ぎによる胃腸の下垂になるとか、
水分不足から冷えが助長されるとか、
自律神経の乱れから来る頭の緊張、頭痛や
体の排泄機能の低下などなど…様々

頭痛を起こす

体は冷えることで、全身を巡る血行が悪くなり、
心臓に負担がかかります
心臓のポンプがきちんと働かないと、
様々な病気を生み出します

だから、
左の交感神経はとても大事なのです

対処法としては、
夏でも冬でも一年を通して靴下重ね履きをする、
夏は追い風(不整脈を引き起こす)、
冬は向かい風(心臓や肺に来る、咳が止まらない)に、気をつける、
薬を飲まないことがセルフケア、
予防接種などで過剰防衛しないこと


次に②食べ過ぎをピックアップ

「食べ過ぎ」とは、
一般的に限界まで食べるとか、
食事をいつもより多く食べたとかがそれに当てはまります


ですが整体で言う
“食べ過ぎ”とは、少し違います

整体で言う“食べ過ぎ”とは、体に“ストレスが伴う”ことです
“食べ過ぎる”ことで、胃腸に負担がかかります
栄養過剰になる、棄てられない
体が冷える、下痢や便秘になる、
排泄機能が働かない…etc.


・食べ物は、美味しく楽しく
腹 6~7分目が丁度いい

・チョコレートは胃を荒らすので、
出来れば避ける

・小麦もアレルギーになりやすいため、
肝臓の働きが悪くなるので、気をつける

・カフェインの摂りすぎに注意する
コーヒー、紅茶、緑茶、栄養ドリンク等
(気がつかないうちに、アレルギーになっていることもある/肝臓の働きが悪くなる)

・食べることで、ストレスを発散する
体質(体癖)の3種傾向の人は、食べ過ぎに注意を

・食べることは好きだが、偏食が多く好きなものばかり食べる
そんな体質(体癖)4種の傾向の人も注意が必要
・食べ過ぎると、寝違いを起こす
(統計的に90%以上の人はなる/首が回らない/腋窩(脇の下)リンパの刺激が強くなる)

・頭痛を起こす……冷えが助長するからです

食べ過ぎると、副交感神経の働きも悪くなる

血行不良を起こし、お腹に水が溜まる、体にガスが溜まる
体が排泄機能が落ちると、心が休まらない、疲れる、
疲れが抜けないから、薬でなんとかしようとし体が壊れ病気になる

心と体は、全て繋がっています
片方が不安定なら、
もう片方も当然 不安定になるのです