輸氣を使う整体ブログ

野口晴哉先生の輸(愉)氣という療法を主体とし、二宮進先生が考案した整体を書いていきます。

二宮進先生のコンパス理論とは?

2024-09-27 20:59:24 | 日記
二宮先生の“コンパス理論”とは?

左の骨盤を閉めて、右腰を上げる操法です

左の骨盤は、
左右に開いたり閉じたりします

左足の動きも、左右に動くことで、
体を支える軸となります

コンパスの軸と同じで、
これが不安定だと綺麗な円が描けませんよね♪

ですから
左がしっかりしていれば、
右側の臓器が偏って入っていても転ぶことがない

けれど体に冷えがあると、
右腰が下がり体の重心を保つことが出来なくなれば、大怪我をしてしまいますよね!

左の骨盤は、交感神経と関係していますから、
自律神経の働きのバランスが悪くなれば、
病気になります

左の骨盤(交感神経)が、7割整えば全てがついてくるのです

軸となる『左』がしっかりしていれば、
『右』がついてくる

そうだから
骨盤は、体の中心になっている
   ↓
骨盤は、寛骨という二枚の羽と仙椎で構成されています
肩甲骨(浮いているのが正常)も左右に二枚の羽を持っています

ですので肩甲骨の動きが悪いと、骨盤の動きも悪い
逆に、
骨盤の動きが悪いと、肩甲骨の動きも悪くなる

この2つはそれぞれがそれぞれに、連動した動きをしているということです

私たちの体はコンパスのように出来ていて、
軸になる部分の左足で
左右にバランス取り動くように出来ています

また右足は前に進むために
上下(つま先側と踵<かかと>側)に蹴り出すように
動きます

ですから
右の骨盤は、左の骨盤と比べた場合
同じ高さにするより
[やや高めに上がっている]方がスムーズに
歩くことができ
自律神経のバランスもよくなるのです