輸氣を使う整体ブログ

野口晴哉先生の輸(愉)氣という療法を主体とし、二宮進先生が考案した整体を書いていきます。

秋の穴追いで体の大掃除

2024-09-28 21:54:45 | 日記
お盆を過ぎてから緩みすぎた体が徐々に緊(ひき)しまっていきます



これから真冬に向けての寒さに耐えられる体になってゆくわけですが、
頭の骨の縫合部の溝に溜まったゴミを輸(愉)氣(ゆき)で祓っていきます

秋の穴追いで大掃除をしていくと良いでしょう!


指先に意識を集めると[輸(愉)氣]という[氣]が集まってきます

その集めた[氣]を始まりの処へ(人によって異なります)指先を当てると、皮膚が緩んできます

その緩んだ皮膚が、凹(へこ)みます

その凹みを[穴]と呼びます

私達の体には、ツボと呼ばれる針先で突っいたような小さな穴があります


始まりから意識を指先に集めたままにしておくと
その横に新しい[穴]が開き必要に応じて
そちらに指が自然に動い(誘導)てゆきます


ですから穴追いというのは、
その小さな穴を自然に追いかけながら、
体をお掃除をしていくのです



体の冷えや血流、
顔面神経麻痺のような神経系統なども
この穴追いをすることで改善されたり
腰痛など一年間に溜まったゴミを
綺麗に祓ってあげることで
より快活な生活をおくることができるでしょう



頭部第一調律(整)(神庭)は、
額の中央の髪の生え際ですが、

二宮先生は、
瞼を閉じてその中央に指先を縦置きにして
ここからスタートしていました


そこから徐々に上へ上へと向かい溝のゴミをさらっていきます

額辺りまで来たら小指を伸ばして、生え際に当てても良いかと思います


手が指先が、行きたい場所を教えてくれるのを待ちましょう!!



そして
そのまま上に行けば頭部第ニ調律(整)点に到達し

両サイド耳から上に上がり、瞼の上からのラインと交わる点が頭部第二

自律神経の異常、お腹に異常が出ている、
ツキンとした角のような硬いものがある場合は
神経過敏になっているので、ここを輸氣(行気←自分で)をする

ブヨブヨ、ぷよぷよしている時は、
血行が停滞しているので、その感覚がなくなるまで輸氣をするといい

*頭の系統に異常があると、
目の故障に繋がるので輸氣をすることで、
余分に大きくなった腹部が引き締まり、頭部第二左右が揃う

**体の系統に異常があると、
下痢(体の大掃除)をしたとき、柔らかく弛んだ頭部を
叩打(こうだ)する

お腹の片側が小さくなっているため、小さくなっている側
が弛んで柔らかくなってなっているため、
そちら側の頭をジッと押えて(軽く当てる)から
叩打(こうだ)すると段々 小さくなっている側が膨れてきて
左右が揃う

<補足>
叩打(こうだ)するときのコツですが、
軽くゲンコツを作って叩く瞬間 パッと開くを数回繰り返す
と氣がよく通る

百会と呼ばれる
頭部第三(頭頂よりちょい下)調律(整)点へ



頭部第四調律(整)点は
目の真裏になりますがここは範囲が広く
その真裏を中心に耳たぶへと手が誘導されれば
そちらをしてもいいですよ

頭部第五調律(整)点は、後頭部です

後頭部は免疫力とも関係しているのです

後頭部の左右差を観察してブヨブヨしていて 下がっている側は、鈍っていて冷えている←異常の証拠

左であれば、
発達障害、認知症、頭がぼーとする、鬱(うつ)などになる


右であれば、
二度寝、寝すぎ、脳溢血になるなど


ここを調整することで、
免疫力が上がりウイルスが入らなくなるが、
体が乾いていて水分量が足りないと
ダメですよ←格好の餌場の誕生です


手が誘導されるなら頸椎第一の左右差を見て
下がっている側があれば
輸(愉)氣(ゆき)されてもいいですね



始まりはどこからスタートしてもいいし、
終わりのゴールは手が止まる所で良いかと思います


時間にして2、30分くらい?

まぁ 長くても40分位で、大掃除が完了します



また、
右の頭部がぽってりしている時は、血液が下がらない(脳溢血になる)


左が詰まっている時は、
血液が上がらない(心筋梗塞、脳腫瘍になる)



全ての骨・関節がポテッと 太くなっていたら、異常



ご自身でされてもいいし、ご家族の方や
輸(愉)氣(ゆき)ができる整体師さんへお願いするのもいいですね



整体というのは、
病院のように症状という悪ものと
ピックアップして抑えるというのではなく、
体の元気な処をみつけて
さらに
一緒に元気になっていくものだと思います