最近のコーヒーはどこで飲んでもそんなに不味いコーヒーはありませんねー。
ひと昔前の喫茶店はまとめて淹れておいて注文入ると手鍋で一杯づつ温めて、出しているお店が多かった。
だからおいしくないお店が多かった。
最近飲んだコーヒーの中で、感激するほど美味しかったコーヒーに出会いがあった。
去年の夏浅草の朝顔市に行ったときに、あまりの暑さで避暑できる場所を捜し歩いていたら、1軒の小奇麗な喫茶店を見つけました。
急いでドアを開け中に入ると親子でやっている喫茶店だった。
椅子に座って注文しました。コーヒーをくださいブレンドコーヒーをと叫んでしまった。
なんだかわからず興奮したのです。自分の中で思い描いている喫茶店。東京に下町の中でやっている渋い親父と、少し現代的な息子が;仲良く並んでお客さんを迎えて小さな声で「いらしゃいませお暑い中ありがとうございます。」
その声と雰囲気がまさしく興奮の元でした。
冷たい水をがぶ飲みしてほっとして周りを見ると、カウンターはヒノキの一枚板にマホガニー仕上げの落ち着いた色の中に年代を感じさせるようなめっちゃいいかんじ。
出来てきたコーヒーを一口飲んで思わず美味いと呟きました。
美味しいコクがあってまさしく私の好きな味。いつまでも続くまろやかな余韻を楽しませてくれるコーヒー
また機会があったら飲みにゆきたいコーヒーでした。