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水いぼ(伝染性軟属腫)のお話・・・。近いうちに摘除をやめようかと・・・。

2013年10月23日 10時00分00秒 | 疾患について

広島県呉市の皮膚科(皮ふ科)橋本クリニック橋本です。

水いぼ(伝染性軟属腫)のお話です。
水いぼはウイルスの感染により生じる疾患で、誰かからうつり、その後自分の中でどんどんうつっていってしまうものです。

うつるものだから幼稚園・保育園・小学校でプール禁止といわれるため、とってほしいと来院されることが多いです。
プールを禁止する必要はない(ビート板などの共有ではうつりますが・・)のは知っていましたが、 幼稚園・保育園・小学校でプールがだめだと言われるため麻酔テープを活用しながら治療していました。

今年5月に日本臨牀皮膚科医会、日本小児皮膚科学会から
『皮膚の学校感染症について』という統一見解が発表されました。
そこには
飛び火(伝染性膿痂疹)はプール禁止だが、水いぼはタオル・浮き輪・ビート板などを共有しない限りうつらないので禁止する必要がないという内容です。

水いぼ自体、放置(1年~3年)していれば痕を残さず自然と治癒するといわれています。(以前より欧米では治療は行われていません。)
プールが禁止されないのであれば、無理にとる必要はないと思います。
現時点は移行期間としてまだ摘除を行いますが、ちかいうち(早ければ年内)に摘除はしない方針に切り替えたいと思います。

当院では平成25年6月1日より予約受付システムによる予約診療を行っております。
インフルンザワクチン(1回目3000円、2回目2000円)の予約もできますのでご活用ください。
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