ジャパンパラリンピック2008アイススレッジホッケー競技
夕方からの決勝戦は、地元日本が出場しないためか、
長野オリンピック、トリノパラリンピックの金メダルチームが
激突という好カードなのに大雪アリーナの観衆はちょっと少なめ。
サッカーで言うブラジルVSドイツ戦みたいなものなのだが
やはり、日本ではスポーツとしての認識が薄いことを痛感
国歌斉唱のあとに、第1ピリオドがフェイスオフ
この試合もアナウンスは、「氷上の語り部」加藤じろうさんだ。
13分過ぎまで、一進一退の攻防が繰り返されたが
先制点を挙げたのは予選リーグで敗れたノルウェーだった。
センターラインを超えた付近フェンス際から
Bjorenstadからのパスを受けたHargenが意表を付いた
ロングループシュート、これがクロスバー下に突き刺さり
ノルウェーが先制して第1ピリオド終了
しかし第2ピリオド開始フェイスオフ直後
カナダBowdenからLordへ繋がったパスを
Bridgesが決めて同点とし、さらに波状攻撃をかけるカナダ
5分過ぎノルウェー陣内ゴール裏相手のクリアミスから
パックを奪ったBridgesから出たパスを
Westlakeが逆転のシュートを決める。
リードされたノルウェーも反撃に転じ
7分過ぎ、カナダゴール前、Pedersenから出たパスを
Siqbelandが決めて2-2の同点試合は熱を帯びて来て
両チーム、一食触発の空気がひしひしと感じられた。
しかし、カナダが10分過ぎ再びBridgesから
Westlakeへ繋ぎゴールし3-2とリード
第3ピリオドは再び一進一退の攻防だったが
追いすがるノルウェーの攻撃を
カナダゴーリーRozenが必死のセービング
(スティックを投げたことに関してはどうかと思うが)
逃げ切り優勝しました。
この試合のゲームベストプレイヤーはノルウェーHargen
カナダBridgesでした。
試合後加藤じろうさんからは
「これは、お金とっても見せられるスポーツですよ」との
感想をいただいたことはとても嬉しかったです。