ソラノハテ・4人組社会人バンド「隼」のブログ

ジャンルにこだわらない自由奔放なオリジナル楽曲を演奏する “音のオモチャ箱!” 主な出没地は愛知県。

はじめてのギター ③ 【オススメ練習法、曲を弾いてみよう! 編】

2007-12-14 12:40:48 | 噺(しゃべり)場
 ギター・サトルです。いやぁ、「全く読まれないんでは」と半信半疑で始めた
この企画(?)ではありますが、前回の記事にコメントもいただけましたので、
相当嬉しくなってしまいました♪このまま図に乗って(笑)、ドンドン書いてい
こうと思いますので、もう少しお付き合いください。


 さて、前回までに「ギターを始めるにあたって、揃える必要があるもの」につ
いては一通り言及できたのではないかと思います。もちろん「いろいろと買い揃
える」事と実際に「弾ける」事とは全然別問題なので、今回は「オススメの練習
法」や「実際の曲を弾く事」について書いていきますね。


 まず「オススメ練習法」について。イキナリ身もフタも無い話かも知れません
が・・・

  「始めのできるだけ早い段階から、ギタースクールなどで習う」

事をオススメします!もちろん「時間と費用に要相談」ではありますが・・・。

 私自身、ギターを始めてから3年くらい経って、「行き詰まり」を感じた時に、
ギタースクールでレッスンを受けた事があります!当時学生でしたが、結局、バ
イトなどの日程と折り合わず、約半年足らずという短い期間ではありましたが・・・。
それから10年以上経った今でも、この時習った事が「役立ってるな~」と思う瞬
間があります。始めから「オレ流」でギターを覚えてきたため、どうしても「ヘ
ンなクセ」がついてしまっていて、それを多少なりとも矯正できた(未だに治っ
てないトコロもありますが・・・ 汗)だけでも、「習ってヨカッタな~」と思
うのです。

 ですので、「これからギターを始める」という方には、ヘンなクセがついてし
まう前に「教えるプロによるレッスン」を受ける事をぜひオススメします!やっ
ぱこれが「効率的に上手くなる」一番の近道でしょう!


 「ギター買ったばっかであんまお金も無いし、忙しくて習いになんて行けない
よ~」という方は、

 代替案として、

 ・ギターを弾ける友達に「俺の弾き方ってどうよ~?」と、ちょくちょく見て
 もらう。

 ・前回でも紹介の通り、できれば映像付き、なければわかりやすい図解+音源
 のついた教則本を使い、「正しい弾き方」を常に意識して練習を行う。

事で、とにかく「独りよがり」に陥らないよう、心がけてはいかがでしょうか。


 お~っと!この記事書いてる最中、またまた良い「練習本」を発見し、即ゲッ
トしてしました!ココんとこ、「オマエはギター練習本マニアか!」と自分でツ
ッコミたくなるほど、この手の本にハマッてしてしまってますが(笑)。

リットーミュージック刊「ギター・マガジン ギター奏法大図鑑」
http://www.rittor-music.co.jp/hp/books/guitar1_data/07217201.html


です!DVDこそ付いていませんが、大きく見やすい写真で、「構え方」、「ピ
ックの持ち方」から始まり、「タッピング」や「スウィープ」のような上級テク
まで、お手本CDと合わせて「目と耳で」確認できる、「コレ一冊で当面大丈夫
!」な教則本となっておりますので、ご紹介しときます!

 私自身、時間が取れる時はこの本を使い、基本テクのおさらいを行っていると
ころですので、すでに「ある程度弾ける」方にもオススメの一冊です!


 あと、これは私自身も実践している「オススメ練習法」ですが、

          「できるだけ、立って弾く」

事をオススメします!理由は・・・

1.演奏ジャンルにもよるが、人前で弾く際は「立って弾く」事が基本。

2.座って弾けるフレーズが、そのまま立って弾けるとは限らない。
  (≒立って弾く方がより難しい)

からです。弾けるようになったら、やっぱバンド組んだり、人に聴かせてみたく
なるのが人情(笑)だと思いますので、できるだけ早い段階で「立って弾く」事
に慣れておいた方が、後々のためになるでしょう。


 教則本での練習で、「基礎テクはだいぶ身に付いたぞ~!」と感じ始めたら、
やはり実際の曲をやってみたくなるものです。私自身、そんなに数多くはありま
せんが、10年以上「コピー中心」(というか、ほぼこればっか)でギター弾い
てきた経験から、非常に月並みではありますが、

 ・誰もが一度は聴いた事がある
 ・基本テクのみで結構弾けるし、「練習」にもなる

という観点で、「ビートルズ」の楽曲をやってみる事をオススメします!

 ここから「もうちょっと本格的な『間奏のギターソロ』を弾いてみたい!」と
思ったら、またまた月並みですが

   ディープ・パープル「スモークオンザウォーター」
 
をやってみてはどうでしょう?イントロのリフ(最近、CMで黒木メイサさんが
『替え歌』で歌ってましたね~)が「超有名!」で、ここだけでも「弾ける感」
を満たしてくれます。またこの曲のギターソロ、ロックギターにおける必要最低
限なテクを網羅してる感があるので、「なぞる」だけでも良い演奏になると思い
ます!


 あと「楽曲のコピー」についてのポイントを少し。

・TAB譜による「目から」よりも、音源による「耳から」の情報を重視する。

・無理して「完全コピー」を目指す必要は無い。

・「一曲通し」でなくてもOK 

ってトコですかね~。TAB譜などの楽譜については、演奏者自らが書いたもの
ではないので、本人は違うポジションで弾いてる可能性もあるし、あまり大きな
声では言えませんが(笑)、ごくたまに「明らかに間違っとるじゃん!」って場
合もあります。

 楽譜に書いてある事と、自分の耳でよ~く聴いた結果(この際、前回で紹介し
た「ギタートレーナー」がかなり役立ちます!)が明らかに食い違ってる場合、
迷わず自分を信じましょう!「楽曲のコピー」自体、「耳で聴いた事を指にトレ
ース」をくり返し、最終的には「自分のイメージを音で出せるようにする」事が
目標だと思いますので、「楽譜はあくまで補助的なもの」と割り切った方が良い
でしょう。

 また特に最初のうちは「完コピ」を目指すよりは、できるだけ多くの楽曲に触
れるようにした方が、自分自身気楽に楽しめますし、ギタープレイの「引き出し」
を充実させる事にもなります。

 「同じように弾けない」事を「どうやったらそれらしく聴こえるのか」(早い
話、「ゴマカシ」ですが 笑)、考えて弾いて行く方が、「自分でフレーズを考
える」習慣がつき、そこからやがて「オリジナリティーの確立」にもつながって
いく気がしますので・・・。

 また「一曲通し」でコピーしてみるのはとても勉強にはなりますが、ある曲の
「オイシイ所」(リフのみ、ソロのみ)など「ツマミ食い」してみるのも、「楽
しみながら、引き出し増やす」意味では良いかな、と思います。「ギターマガジ
ン」や「ヤングギター」で好きなギタリストが特集されてる号を購入し、譜例を
もとに、ツマミ食いしてみましょう!
 

 以上、特に後半は巷の教則本などとは全然異なる若干「破天荒」な内容となり
ましたが、少しでも参考になれば幸いです。

 
 「今回でラストかな?」と思ってたのですが、書き始めたら結構なボリューム
になってしまったので、またまた「つづく」です。次回は、スタジオでの音出し、
そしていよいよバンドの結成!くらいまで書いていこうと思っておりますので、
どうか気長に(笑)お待ちくださいませ!

 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なるほど! (目標はボサノヴァ)
2007-12-15 21:41:22
今回はかなり内容が濃かったと思います。
ストラトキャスターとTASCAM CD-GT2買いました!

サトルさんのプレイをUPしてくださるととっても嬉しいのですが、そんな予定はないですか?
歌詞を読んでいたら、聴いてみたりヘタクソな僕に出来るかはわかりませんがコピーをしてみたくなりました!

僕は愛知県に住んでいないので見に行けませんが、ライブ頑張って下さい!
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お褒めに預かり恐縮です・・・ (サトル)
2007-12-16 10:18:22
目標はボサノヴァさま

うぉぉ~!ストラトとCD-GT2購入されたんスか!
ガンガン練習し、バリバリ弾けるようになってくださいませ!またご質問などありましたら、頼りない私ゆえどこまでお役に立てるかどうかわかりませんが、このブログに遠慮なくコメントをどうぞ!

ブログ記事の内容、ウチの歌詞共々褒めてくださり、ありがとうございます!「内容が濃い」なんて褒め過ぎ!(嬉しいですけど 笑)

バンドの音源、UPしてお聴かせしたいのは山々なんですが、そうする以上やはり、キチンとレコーディングした状態のものにしたいです。しかし、「レコーディング」するのが今のところ、日程的にも経済的にも難しいので・・・ホント、すいません。

また、余談ですが、私のプレイ、ちょっと弾けるようになればきっと楽勝でコピーできますよ~♪でも、そんな価値もありませんし、それこそ「ヘンなクセ」がついてしまうので、やめた方が賢明ですね(笑)

ライブへの声援もありがとうございます!ボサノヴァさまの応援を励みに、より一層張り切って演ります!
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