ソラノハテ・4人組社会人バンド「隼」のブログ

ジャンルにこだわらない自由奔放なオリジナル楽曲を演奏する “音のオモチャ箱!” 主な出没地は愛知県。

そして、さらなる「自己研鑽」へ!

2007-10-27 14:27:06 | 噺(しゃべり)場
ギター・サトルです。さ~て、前々回からの続きを書いてくとしますか!
 (途中で長渕さんのライブレポを入れたので・・・。でも、あれはあれです
 ぐに書きたかったんだ!)

 「自己表現」が、自分の思うままできているか?

という、自らへの問いかけで「つづく」となった。


 この「自己表現」、それぞれ項目ごとに自己分析すると・・・

 「作詞・作曲」→ (もうちょっと「バラエティ」に富んだものとしたい、
           という希望はありつつも)まぁ、○

 「ギタープレイ」→ △   

ですかね~。特に自分自身のギタープレイの未熟さは、前回9月16日のライ
ブで思い知らされた気がする・・・。


 リハで他のバンドのギタープレイを拝見したのだが、「みんなウマイなぁ~」
というのが正直な感想だった・・・。速弾きもさることながら、チョーキング、
ビブラート、リフの出音、リズムの刻みの正確さ・・・といった「基本テク」が
キチっと出来てるな~、というのが印象に残ったのである。


 たとえそこで良いプレイを見せつけられても、自分自身も「基礎力」の裏づけ
があれば、自信を持って演奏できるハズなのだが、やはりその辺で「俺はまだま
だかな~?」と妙に自信喪失し、本番中もひたすた「ミスらないよう」カタくな
ってしまったのであった・・・。


 適度の緊張感は保ちつつ、リラックスできなければ、自分の目指す「自己表現」
とはほど遠いプレイとなってしまうであろう。また、前述の「基本テク」が未熟
な事により、「自分が考えたフレーズを、100%弾きこなせてないな~」という
事も、思い知らされたライブでもあった。
 

 逆にこれを「良い機会」とし、以前にも書いたようにライブ終了後すぐに

        「基礎の基礎トレーニング」

                      を始め、今日に至っている。


 たまたま、今月はメンバーの都合が合わず全体練習ができないので、自分達の
新曲の練習(やはり直近にライブが無い時にしか、なかなか仕上げられないの
だ)、楽曲の「覚えなおし」を後回しにする事ができ、ワリと集中して実施でき
ている。


 効果のほどは定かではないが、これが少しずつでも「自分が人前でギターを弾
く事に対する自信」につながれば、それで良いと思っている。
  

 そう、トレーニングの目的はあくまでも

  「自分が伝えたいイメージ」を

  「聴いてくれる人たちにより明確に伝えるため」

であり、例えば「イングヴェイのような速弾きがしたい」とか思って始めたワケ
ではないのだから(そりゃ、より速く・上手く弾けるようになれば越したことは
無いのだが・・・)。「自分が表現したい音像【造語かな?】」をより忠実に再
現する事さえ出来れば、目標は充分に達成した事となるのだ。


 例えるならこの行為、「外国語の習得」にとても似ている事に気づいた。

 今までの

「自分が伝えたい事を外国語に訳し、ひたすら覚えて、多少の単語の誤りや発音
の曖昧さやなどはボディーランゲージにより、何とか伝える」
(=練習で自分達の曲をひたすら繰り返し弾きたおし、ライブ本番ではひたすら
「勢い」と「ハッタリ」【笑 時にはこれらも大切ですが】で乗り切る)

                            やり方から、

「各単語の発音がキチンと出来てるか検証し、さらにできればボキャブラリーも
もうちょっと増やす」
(=教則本などに基づく、「基礎の基礎」トレーニングをキッチリやる事により、
自分のイメージする音をキッチリと出す)
                     
方向へと転換した感じだろうか。


 ギターを始めて20年近くなるが(弾いてない期間が約半分の10年近く 笑)、
これまでは、とにかく弾いてみたい曲、バンドで合わせる曲を覚える事に躍起に
なり、こういった「基礎トレーニング」を正直おろそかにしてきた感がある。も
ちろんコピーを通じて、いろんなフレーズの弾き方などを学んできた事も事実で
はあるが。 

 
 ただし、それももう「すでに限界」に来てるかな?

 
 そりゃ「日中働きもせず、一日24時間のうち寝食以外を全てギターに捧げる
事ができる」のであれば、勉強になるフレーズが入った色々な楽曲をコピーしま
くりますよ!(笑)


 日中は仕事してて、かつ、自分らの曲を書いたりアレンジしたりして、さらに
そこまでする「時間的余裕」は無いので、自ずと「効率の良いトレーニング方法」
を模索し、実行するしかない!

 
 なので、最近は下記2冊の教則本を中心に、比較的「時間的効率の良い」基礎
トレーニングを実施しているのであった。ギターを弾いている人がこれを読まれ
ていて(全くいないかも知れないが・・・)、少しでも参考になれば幸いです。


「地獄のメカニカル・トレーニング・フレーズ~愛と昇天のテクニック強化編」
http://www.rittor-music.co.jp/hp/books/guitar1_data/04217101.htm

 2005年の発売後すぐに本屋で見かけ、「役立ちそう!」と思って即ゲット!
したのだが、タイトルに負けず「地獄の」(笑)内容だったのと、自分でも曲を
書き始めた事もあって時間もあまりとれず、「お蔵入り」に・・・。

 この前のライブ直後に引っ張り出し、「地獄へと舞い戻った」のであった・・・。


「ひたすら弾くだけ! ギター・トレーニング」
http://www.rittor-music.co.jp/hp/books/guitar1_data/07217204.html

 前者ももちろん「かなり役立つ!」事は間違い無いのだが、「もっと、ホント
ーに基礎的なところから見直したい!」と思い始めた矢先、「ギターマガジン」
最新号を立ち読み(買えよ!)してたらこの本が紹介されてたので、別の本屋で
見つけ出し、早速購入した。今はこちらでコツコツやり、基礎の基礎が身につい
てきたら、三度「地獄」(クドイかな 笑)に舞い戻ろうと企んでいる。


 両著ともリットーミュージック社刊だが、決して自分は同社の宣伝マンではな
いので、くれぐれも誤解なきよう。一朝一夕に効果が現れるものでもないが、も
したとえ「気休め」だとしても、「ウマくなりたい!」一念で、藁にもすがる思
い(大げさ?)で取り組んでいるのである!! 


 「次回はより一層グレードアップした音を、みなさんにお聴かせしたい!」の
一念で、かような葛藤を経て、地味な努力を重ねておりますので、どうか次回の
ライブにご期待ください!(メッチャ長いな~。やっぱ分けて正解だった・・・)

 

2007.10.24 長渕 剛 (ニホンガイシホール)

2007-10-26 12:40:08 | ライブ漫遊記
 サトルです!前回の日記、「つづき」で終わってますが、最近行ってきたライ
ブの熱冷めやらぬうちに、取り急ぎ報告をば。


 今週24日、ニホンガイシホールに長渕剛兄ィのライブを観に行ってきました!
いやぁ~、ホンマいいライブでした! 


 5月に出したニューアルバムに伴うツアーだったので、始まるまでは、新曲中
心の内容になると思ってました。ところがどっこい始まってみれば・・・

 「巡恋歌」
 「乾杯」
 「とんぼ」
 「泣いてチンピラ」
 「勇次」

といった所謂「定番曲」はおろか、最近ではめったにやらないであろう

 「Good-bye 青春」

なども飛び出し、ついには

 「愛しているのに」
 「おいで僕のそばに」(しかも、最後の最後に)

あたりの渋い選曲もあって、嬉しいサプライズ満載!でした!!

 
 その上、ニューアルバムの曲も「これやって欲しいな~」と思ってた曲はみん
な演ってくれたんで、開演が若干押していたものの、約3時間(終演は9:45
ごろ!)という長丁場でした。


 その間「しっとりと聴かせる」歌の時以外はずっと、拳振り上げ~の、歌い~
の、叫び~の、だったんで、翌日はガラガラ声&筋肉痛(トシのせいかな 笑)
でも、思いきり楽しめたから、全然イイのだ!!


 一緒に行った、高校時代からの友人U(我々「隼」のライブの常連客!でも
ある)も自分と同様、「ご満悦」の様子でした。そもそも、剛の音楽聴き始め
たのは、Uからテープ借りたのがキッカケだし(もう20年近く前の話だが。
月日が経つのはホント速いなぁ~)。

 Uよ、また次の機会があったら一緒に行こうぜ!!おっと「隼」のライブも
ヨロシクね!! 

  
 「良い楽曲揃いで盛り上がった」ライブなので、プレイ云々・・・というコ
メントは今回パス。もちろん、全曲「キチンとした」形で聴衆に伝わるべくプ
レイされたいた事は言うまでもないです(これが前回にも書いた、最近の自分
自身の課題なんですが・・・)

 
 自分が音楽演ってる観点からも、大いに触発されました!やっぱ「曲の良さ」
って重要だね・・・。俺も頑張って、もっともっとイイ曲書くぞ~!!

 

飽くなき「自己表現」への欲求

2007-10-22 12:53:26 | 噺(しゃべり)場
 わがバンド、「慣らし」のため世の中の「超有名曲」をコピー・カバーで数曲
合わせた後、ボーカルのヒロタが徐々に楽曲を作ってきて、それに大いに触発さ
れて、自分でも曲作りを始め、2年半の活動期間の間、今や10曲以上のオリジ
ナル曲を完成させてきた。


 この「原動力」はどこから来るんだろう?急に思いつき、フト、考えてみ
た・・・。


 それは
        「飽くなき『自己表現』への欲求」

から来ているの思うのだが、みなさん(メンバーも含め)いかがでしょうか?


 リスペクトするアーティストだったり、楽曲というのは、すでに世間に「お手
本」が提示されているので、いかにそれに「近づけるか」または「変えるか」が
重要な点だと思う。もちろん「完全コピー」にせよ「カバー」にせよ、歌唱・演
奏に対する「各人の解釈」や「個性・持ち味」(さらに、プラスにせよマイナス
にせよ、「技量差」というファクターもあり)が存在するため、結果的には「ま
ったく同じ」にはならないのであるが・・・。


 反面、「オリジナルを演る」というのは、基本的に「全く無のところから考え」、
かつ「作曲・演奏者のそれまでの音楽経験、広く言えば人生経験」まで露骨に
反映する、「自分自身をさらけ出す」、もっと大げさに言えば


            「心を裸にする」

                              行為だと思う。


 なぜ、そんな事がしたいんだ?という問いに対しては、前述の通り

       「音楽という手段で、自己表現がしたい」

という答えしか見つからないのである。


 自分でも曲を作り、はたまた他のメンバーが作った曲に対しても、できるだけ

              「自分」

を投影するべく、フレーズ作り、アレンジに励んでいる事に、今さらながら気づ
いた・・・。

 
 また自分のパートに限って言えば「曲の持つストーリー、メッセージに合わせ
たフレーズ作り」を無意識下にしてたんだなぁ・・・。たとえ自分が「曲先」で
作り、ひとまずデタラメ歌詞を付け、その後練って完成させた曲だとしても、結
果的には自分の脳内イメージで「この曲調なら、この歌詞」という作り方をして
る気がする。


 そんな「自己表現」、

      果たして自分の思うままにできてるのか?!

と、自分自身に投げかけつつ、若干尻切れトンボではあるが、次回へ「つづく」
としたい・・・(これでも充分長いしね 笑)

                          ギターのサトルでした♪

またまた新曲!

2007-10-12 12:57:14 | 噺(しゃべり)場
 サトルです。メンバーのみんなが、なかなか仕事とかで忙しいみたいなんで、
今月は「月イチ」のお楽しみである、スタジオ練習ができません・・・。


 そこで、間が空くことを逆に利用して、8月ごろアイデアが浮んだものの、
9月16日にライブを控えてたので保留してあった、新曲のデモを作成し、バン
ド内の「次回までの宿題!」としてみました!

 いつもの如く、

 1.思いついたリフ、歌詞などをまるでジグゾーパズルのように組み合わる

                  ↓
             
 2.「1曲通し」の状態で、メトロノームに合わせてギター弾いたものを録
  音、「カラオケ」デモを作成する。
  (これが途中でミスったり、モタったりして・・・なかなか「一度でOK!」
  ってワケには行きません。最終的には「メンバーに雰囲気伝えるだけだし、
  ま、いっか?」と言う感じで、多少のミスには目をつぶりますが 笑)

                  ↓

 3.スタジオカフェ・ルシールに行き、2のカラオケデモに合わせて歌った
  ものを、録音。
  (これは、大体2回くらいで上手く行くものの、なかなか一人でスタジオに
  行く時間が取れません・・・)


 いつもは、2と3の工程の間に、かなり間が空く事が多いのですが、今回は
幸い、2の3日後くらいには歌入れを完了する事ができました! 

 
 今回の新曲、まだ「メンバー全員での初あわせ」もしてないので、あまりネタ
バレ的な事は書けませんが・・・

    「歌詞は、作者・サトルの、カミングアウトといえる内容!」

    「結構、笑える、かつある種の人々には共感できる内容!」

    「歌詞の内容と曲のアンマッチ感が、これまた笑える!」

モノになったんじゃないかと自負している事のみ、お伝えしましょう!

 
 う~ん、曲作った時は、この「次回までの待ち」の間が一番ワクワクしますね
~♪各パートが「どんな感じで演ってくれるのかな?」と思うと、とても楽しみ
で、次の全体練習が待ちきれない!感じです!!
 
 
 「初あわせ」が終わったら、なるべく早い段階で歌詞も「大公開!!」しよう
と思っておりますので、このブログ、ならびにこの曲の「初演」となるであろう、
次回ライブにご期待ください!!


 

「シンプルへの回帰」と「棚卸し」(来るべき次回ライブへの課題!)

2007-10-03 12:57:32 | 噺(しゃべり)場
 サトルです!写真は9月16日にライブに来てくださった、スタジオカフェ・ル
シールのオーナーさんに撮影いただいたものです!写真まで撮っていただけるな
んて、本当にありがとうございました!この場を借りて御礼申し上げます!
(余談ですが、真ん中のオニイさん、エラク弾けてまんな~! 笑)


 さて今回、ギターのちょっとばかしマニアックな話でもあるので、全く興味の
無い方、スイマセン・・・。


 先月の16日に我々「隼」通算5回のライブを行ったワケですが、正直な話今
まで、ライブ本番中に自分のギターの音に対して「ヨッシャ~ァ!!」と納得で
きた事はありませんでした。


 以前にも書きましたが、練習・ライブ共に、B社のマルチエフェクターを使用
しておりますが、コイツが「機械オンチ」の私にとっては、なかなか使いこなせ
てなくて・・・。


 スタジオでの練習は良いとして、異なる会場でのライブに合わせて、臨機応変
にパラメーターを変更するのは、結構煩雑なんすよね・・・。現在、スタジオ・
ライブ共に使ってる音色は・・・

 1.歪みのみ
 2.1+ディレイ+コーラス
 3.ディレイ+コーラス
 4.コンプレッサー

の4つです。特に4は曲目によっては全く使用せず(先月のライブでも使いませ
んでした)、2は曲によりギターソロに、3は静かな曲調の部分で使用してます
が、全てあわせても、全体の2割占めるか占めないかってトコです。


 それならばいっそ、全曲中の約8割を占める「1」の「歪み」を「自分の納得
行く、良い音」にすべく、

 10年以上前に買った、B社「ターボオーバードライブ」1個
                              という

     「男らしい(?)、シンプルなセッティング」
 
で次回のライブに臨もうではないか!という結論に達しました!


 このセッティングでライブを行えるよう、細々とした機材・パーツもすでに買
い揃えました!(具体的には、ライブ使用可能なチュニングメーターetc)


 メンバーを含め、みなさま、次回のライブでは私のギター、

 1.歪み
 2.アンプ直のほとんど歪んでない音

の音色2つという、「極限までのシンプルな音色」になると思いますが、その分
「会場に合わせた、良い歪み(文字だけ見ると、何か変な表現だね 笑)」をお
聴かせできるかと思っておりますので、乞うご期待!



 また、音色の検討と共に、自分自身のギタープレイに対しての「検証」もボチ
ボチ始めました。

 先月のライブ、演奏中何回か

         「うわ~っ!ミスった!!」

とドキッとする場面がいくつかありました。後日、ケンのカメラで撮ってもらっ
たライブ映像を確認すると、

 「何だ、ほとんどわかんないじゃん~!」
        (それでも、わかるところはわかりましたが 笑)

てな感じだったのですが、「ドキッ」とする事があると、それ以降「カタく」な
らざるを得ず、心から楽しみながらプレイする事がなかなかできません。原因を
考えると「自分のプレイの、不安定さ。そこから来る自信の無さ」から来てるん
ではないかと・・・。


 そこで、早くもライブ終了翌日から、前述の「検証」言うなれば

      自分自身のギタープレイの「棚卸し」

を開始したわけです。


 これまで、

     新曲作り→ライブ→新曲作り→ライブ

のサイクルでずっとやってきたため、私自身の個人練習は

     「新曲のアレンジおよび既発曲の覚えなおし」

に終始してきたのですが、幸い次回のライブまで大分日にちもありそうなので、

良い機会として

 「左手で弦押さえて、右手でハジき、『出したい音』を確実に出す」
                        
                        といった基本的なことが

「本当に出来てるかどうか」、初歩の初歩からの確認を兼ねて・・・

     「両手のエクササイズ」を始めております!
     (言うなれば、ギター版『○リーズ○ー○キャ○プ』?) 


 とても地味な行為ですが、これにより、見た目にも(決して、メイクしたり派
手な衣装を着るわけではありません【笑】基本を固めておく事で、多少は流麗に
弾けるんでは、という希望的観測です)、音的にも、自分自身のさらなるパワー
アップを目論んでおりますので、次回ライブでは・・・

      「自信満々、ノリノリでギターを弾く、サトル」

をお見せできればと思っております!こちらも、お楽しみあれ!!


 ま~た長くなっちまったな・・・。