曲紹介と銘打って① shin-new編

voヒロタです。

せっかく来ていただく方のために
ライブでやる予定の曲の解説をば。

基本的にハヤブサは
ヒロタとサトルさんで作詞、作曲し
それをもとにバンド内でアレンジを加えております。


故に、ヒロタとサトルさんではまったく
曲は違った感じとなり、同じバンドながら
ふたつの味が楽しめるってな感じです。


プリン食べとったら、下からゼリーもでてきおった！！


ってな感じやろか。

まぁ、おもしろし、おもしろし。




では、ヒロタの２００７年渾身作shin-newを。



「shin-new」




遠くで憧れたソラは　深くその身を青天に染め抜いた

クモ一つない完璧さに　近づくことへの恐れを抱いた


傷つくことと引き換えに　手にしたものは珠玉の思い出なのか

移り変わり行く現実に　真実さへも色を変えていく




何かがおかしいよ　何かが足りないよ

いつか遠くゆがんだ景色に映し出されたのは

キミの澄んだ声




時の流れ行くままに　身をゆだねたクモは

カタチをかえることなく　自己をただよう

解を求めた景色は　純粋さを増して

冷たく光る響きが　我をいざなう




何を求むか　色があせゆくとも

深く沈む思いは　すべてを白に染める






ってなわけで、構想１年。
詩がライブ直前の朝にできあがったという
まさに迷作。

Ａパート、Ｂパートにおいて
その表情を劇的に変化させ
容易に触れることができず、触れたとたんに
ひりひりしそうなむき出しの感情というものを
曲に塗りこめてみました。


人間関係において、相手を深く知るためには
相手の心にわけいっていかなくてはならない。


相手の心に深入し（心入）、その芯なる部分に触れ（芯入）、
真の気持ちに触れ（真入）、その結果新しく生まれいずる
感覚にも触れる（新入）。

しかし、それは相手の体裁、ヨロイを剥ぎ取り、
相手の隠したい部分、弱い部分を侵していく
行為であるのではないか（侵入）


傷つくことを恐れては、本当の関係ってのは
築けない。が、相手を理解することの喜びと
つらさは表裏一体。


それゆえに人間関係構築というのは難しい。
それが好きな相手ならなおさら(p_-)


と、いう気持ちを込めて作った曲です。



隼の持ち曲の中において、もっともその表情を変える曲。

これぞまさにジキルとハイドか（笑

歌っていて自分の二面性と向き合える曲に仕上がりました。





以前、shin-new初披露ライブで使用したフライヤー。
今回もおもしろいフライヤーを配れるようにただいま製作中。
で、できるんやろか、、。