ソラノハテ・4人組社会人バンド「隼」のブログ

ジャンルにこだわらない自由奔放なオリジナル楽曲を演奏する “音のオモチャ箱!” 主な出没地は愛知県。

言葉にできないということ。

2006-11-12 22:23:10 | 噺(しゃべり)場
最近、涙もろいsakuです。お久しぶりです。

先日、東野圭吾原作「手紙」という映画を見ました。
高校時代から無類の東野圭吾ファンである自分は、
この映画を楽しみにしていたのである。
高校時代から東野さんの作品をよく読んでいる。
最近、よく映像化され、嬉しいものである。
ドラマ「白夜行」も全部見た・・・。

さて、「手紙」を見て・・・泣いてしまった。

この作品のエンディングには、
小田和正の「言葉にできない」という曲が流れる。
この曲で、感極まって・・・。


「la la la……

言葉にできない

あなたに会えて

ほんとうによかった

嬉しくて 嬉しくて

言葉にできない」


映画とよく合っていて、印象的な曲であった。
気になって、その日、小田和正のアルバム「自己ベスト」を買った。

「言葉にできない」といっても、2種類ある。
ひとつは、本当は言葉にできるが、気持ちの問題で言葉にできない
もしくはしてはいけない場合。

もうひとつは、本当に言葉が見つからない場合。
大学時代、記号論について取り組んでいたが、記号論的にいうのなら、
「言葉という記号におきかえられない」場合である。

どちらの場合であろうが、本当にこういうことはある・・・。
表現者として、「言葉にできない」という言葉で逃げるのはどうか
という思いもあるかもしれないが、本当にこういう気持ちはあるのだから、
「逃げ」ではないと思った。むしろ、メッセージとして心にすごく残り
共感できた。

一度、良かったら見てみてください。

「手紙」公式サイト >> http://www.tegami-movie.jp/

公式ホームページの「予告編」だけでも良いので・・・。
「予告編」(トップページにすぐ出てくる)にも「言葉にできない」が流れます。

映画「涙そうそう」も良かったです。これも泣いてしまった。
この秋、ゆっくり映画でも見て、泣きましょう・・・。

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1 コメント

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映画三昧 (ヒロタ)
2006-11-19 21:06:53
「手紙」についていろいろ話聞くけど
かなり良いみたいだねぇ。

この秋は感傷にふけてみようかな、、。
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