ソラノハテ・4人組社会人バンド「隼」のブログ

ジャンルにこだわらない自由奔放なオリジナル楽曲を演奏する “音のオモチャ箱!” 主な出没地は愛知県。

【リーダーが斬る!隼メンバー】③ saku編

2009-07-10 12:32:18 | 噺(しゃべり)場
このシリーズもいよいよ最終回!トリと相成りましたのは、謎のベールに包まれ
た不思議ちゃん系(?)ベーシスト、sakuでございます。

【リーダー評】
前回の「ヒロタ編」でも書いた通り、このバンドのそもそもの出発点は「酒の席
でのヒロタとの語らい」だったワケですが、「ドラムはケンに声かけてみるとし
て・・・ベースは誰か心当たりないかな?」とヒロタに振ったところ「saku
にベースを買わせた(おぃおぃ)ばっかなんで、大丈夫です!」との返事。「よ
っしゃ~!これでメンバー揃ったな!」と喜んだのと同時に、「sakuって、
あのsakuだよな・・・?」っていう疑問も、頭をよぎったのでした(大変失
礼!ってか、この一連のコラム、別名「失礼シリーズ」やな【笑】)

と言うのは、sakuの普段の佇まいからして、どうも「音楽・バンド」という
のが結びつかない、ってのが、その時点での正直な感想(ま、関係者以外からす
れば、たとえば私にも同じ印象を持たれるのでしょうが・・・)。ヒロタからは
すぐに「子供の時にピアノやってたそうで、音感も良いし、大丈夫ですよ!」と
太鼓判を押されましたが。

そしてまずは「初顔合わせ飲み会」の後のカラオケ。その時の印象は「歌ウマい
し、見かけによらず、ハジけてるじゃん!(これまた失礼!)」って感じでした。
「これはひょっとしたらひょっとするかも!」と、「初練習」に高まる期待!

で、初練習。「初めて合わせたワリには、カッツリと噛み合ったけど、この違和
感は一体?」と思ってたら、何とベースのチューニングが合ってなかった・・・
(もう随分前の話なので、もし記憶違いだったらsakuちゃんゴメン!)。

ベースをおもむろに取り上げて、私がチューニング、そして仕切りなおし・・・。
流石に「カンペキ!」とまでは行かないものの、「数ヶ月前にベースを購入、実
際にバンド形態で合わせるのはその日が初めて」と事を考えると、「コイツぁ、
じっくりと鍛えればかなりイケるかも?」と直感的に思わせてくれました!!

それからも「もっとアンプの音を上げろ!」だの「もっと自信を持って、力強く
弦をハジけ!」だの、みんなして(特に俺ですが 苦笑)まるで小姑(笑)のよ
うに、しばらくは練習の度に口うるさくアレコレ言ってた気がします。

その甲斐もあって、なのか無くてもなのか(?)sakuの成長ぶりは、ホント
目覚しいモノがありました!順次「オリジナル曲路線」へ突入して行く際、「ヒ
ロタの曲の時、ベースはどんな感じでやってる?」と聞いたら「実際に弾いてみ
せてくれたのを、真似してます」って事。私は何だかんだ言ってなかなかsaku
と二人で作業する時間も取れなかったので、自分の初期の曲については、ベース
パートをギターで実際に弾いてみた後、「タブ譜」(ギターやベースのフレット
数が記載されている、書くのにも読むのにも「便利な」楽譜です)を起こして
sakuに渡し、原則その通りに弾いてもらってました。

ただ、段々曲が増えるごとに、その作業が正直「メンドくさく」なってきたんで
すよね~(苦笑)。そこである段階になってヒロタに「最近の曲のベースはどう
してる?」って聞いたところ「全然指定してないっスよ、デモ音源渡したらsa
kuが自分で作ってきてくれてますんで」との事!それ以来「よっしゃ!俺もそ
れに乗った!」って感じで、ラクをさせていただく事となりました(笑)

以降、曲を作るたびに「sakuはどんな感じでベース弾いてくるんだろうか?」
ってのも、大きな楽しみとなってきました!「予想通り」な時もありますが、
「おぉ!そのラインで来るとは!!」と良い意味で驚かされる事の方が大半なの
も、本人の名誉のために(笑)書いときますね!

お次は最近のsakuを語る上で欠かせない、「コーラス」について。隼の楽曲、
1年ちょっと前までは「ボーカルはヒロタ単独」で担当してきたのですが、「声
の厚み」と「バンドらしい一体感」を追求すべく、曲によってコーラスパートを
入れる事となりました。

最初は私もチャレンジしてみたのですが(以下、単なる言い訳です 苦笑)、大
した事はやってないとは思うのですが、意外に歌のバックで弾いてるギターのフ
レーズが煩雑で、コーラス入れようと思うと「つられる」箇所が多いんですよね
~。あと、どうもノドの調子の「良し悪し」が激しく、あまり当て込むといざラ
イブの時に「声が出ない」恐れもあるので、自分はごく限られたパートのみ、担
当させてもらう事としました。

その分、sakuが大活躍!です!!元々声も自分より良いし、コンディション
も常に安定しているので、結局「原則、コーラスパートはsakuにお任せ!」
という形と相成りました!

それから、単なる「コーラス」に留まらず、ヒロタの発案により、「一部パート
は交代でsakuがまるまるボーカルを取る」ところまで発展し、現在に至りま
す。ライブではヒロタとはまた一味違ったsakuの「イイ声」をぜひ堪能くだ
さい!


【リクエスト】
コーラスについては、全くナンもありません!っていうか、ヒロタや俺の「思い
つき」で振り回しちゃってる感もあり、おそらくこれからもそれは続く(おぃお
ぃ 苦笑)ので、何卒ご容赦のほど。

ベースは、今んトコ「持って生まれた音感・才能と、バンドへの愛着」で持って
る感じが、正直します。

なので、前回の「ヒロタ編」とちょっと被るのですが、所謂「メカトレ」やら、
「色んな楽曲のコピー」やらを通じて、ベースの「腕」そのものをもっともっと
磨く事をオススメしたいです!!

「担当楽器」であるベースにもっと「愛着」を持って取り組む事により、見えて
くる新しい「楽しさ」もあると思うし、突き詰めていけば「俺のベースはこうだ!!」
というようなコダワリも生まれてくると思います!!

そうなってくると、結果的に良い効果としてバンドにもフィードバックされ、バ
ンドの「音」の幅も増してくると思いますんで。

今は、当面のライブへの備えで頭がイッパイだと思うので、ひと段落したら、ぜ
ひ!ご検討を!!


さて、これで何とかこのシリーズもめでたく(?)完結。お読みの皆様、8月2
日six-dogにて、sakuの素敵なコーラス、そしてライブを重ねるごと
に「進化」を続けるベースをじっくりと聴いて、見て、そして楽しんでくださ
い!!

次は何を書こうかな・・・?

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