10月20日(木)、秋の里山散策・ハーブ摘み取りツアーが開催されました。
お天気に恵まれ、秋晴れの中スタートです。
戒翁寺近くの御堂山(おどやま)にある、殿様のお墓を見学しました。
里山ツアーでは初めて訪れます。
このお墓は、富永重吉という殿様とその一族の墓で、
戦国時代は後北条氏に仕え、小田原落城後は徳川家康の家臣となったそうです。
4つのお墓のうち、2つは一つの石から切り出された五輪塔型で、
このあたりでは珍しいものだそうです。
直売所の前では地元の農家さんと会えました。
10月23日のマーケットで出品された、青パパイヤも見せてもらいました。
本格的に里山に入り、ため池の横を抜けていきます。
里山ボランティアの作業場を見学したり、野草を楽しみながら進んで行き‥‥
虹ヶ丘方面に抜ける登り坂につきました。
なかなかの高低差がある上、先日の雨で足元が悪く大変でしたが、
参加者の方々はどんどんと登っていきます。
ご高齢の方もいらっしゃいましたが皆さん元気です。
こちらの入り口は木漏れ日が差し込み、とても綺麗でした。
次はハーブ畑に向かって公園内を抜けていきます。
トノサマバッタがいました。
ショウリョウバッタは多くみますが、トノサマバッタは珍しいかもしれません。
さて、参加者の皆さまがお待ちかねのハーブ園に到着しました。
園の管理者である、はぐるまの会さんからハーブについて説明していただきました。
摘み取りツアーでは毎回説明を頂きますが、いつも大変ためになります。
この日はローズマリーとレモングラスを摘み取ることができ、
皆さん沢山摘み取って持ち帰っていました。
はぐるまの会さんから、ハーブティーの試飲もさせていただきました。
ウォーキングで疲れた体にしみわたります。
最後に、希望者の方々で川崎市が管理する圃場に向かい、
香辛子の摘み取りを行いました。
香辛子は川崎発の野菜で、4品種を実験的に育てています。
皆さんこちらもたくさん持ち帰っていただきました。
暑さもおさまり、散策にはちょうど良い気候ですので、
みなさんも秋の里山を歩いてみてはいかがでしょうか。
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