麻生区・早野の里山をブラぶら

いまでも貴重な里山環境が残る、麻生区早野地区の魅力・最新情報等を紹介します。時間がありましたら是非訪れてみてください。

麻生区早野 5月の里山の植物たち

2022-05-13 12:16:30 | 植物

■2022年5月11日、水曜日、晴れ

田植えが終わっているかと思っていたのですが、早野の田植えはこれからのようです。

今回は5月の里山の植物たちを撮ってきました。

いろんな植物を見つけました。

いままでボッ~と歩いていたから気がつかなかったんですね。

 

聖地公園内の里山は、東京農業大学と東柿生小学校の子供たちの手により、里山の管理が進められていることから訪れるたびに、美しい里山になっています。

また、植生も、ますます豊かになっている気がします。

この時期は、新緑がとてもきれいですし、いろいろな花も鑑賞できますので、是非早野を訪れてみてください。

山の中は、ちょっと、蚊がいますのでキンカンをお忘れなく。

以下、この日、出会った植物たちです。

植物を調べるアプリとポケット図鑑で調べたので、名前を間違えているかもしれません。間違っていたら教えてください。よろしくお願いします。

▼休耕田に咲くシロツメグサ

▼Hさんの畑。これは枝豆か?枝豆にはまだ早いか?

▼林ヶ池。ヒシが既に繁殖し始めています。ヒシは繁殖力が強い。

▼林ヶ池のアヤメ

▼ユウゲショウ。道端に結構咲いています。

▼オッタチカタバミ

▼カタバミ

▼キツネノボタン

▼ガマズミ

▼コウゾリナ

▼ゴウダソウ

▼タツナミソウ

▼ナンキンアヤメ

▼ハルジオンの群生

▼東京農業大学が維持管理、里山の植物の再生を進めているゾーンです。植生が豊かです。

東柿生小学校の6年生も頑張ってお手伝いしています。

▼竹を伐採し。こんなに光が入る明るい森になりました。これによってこれまで眠っていた種が目を覚まします。

▼シラカシの新芽(新葉)です。

▼ムラサキケマン

▼ノアザミ

▼アリサエマ・トリフィルム。観葉植物のようなきれいな葉っぱです。

▼ハンノキ群

▼ナラ枯れにより伐採した木の切り株

▼枯葉を集めて腐葉土をつくっています。ここにカブトムシの幼虫がいるかも。この木組みもきれいです。

▼小さな生き物たちの生息空間になります。これも小さなビオトープです。

▼ハチクのタケノコ

▼東京農業大学グリーンアカデミーではハチクの保全に取り組んでいます。

▼はぐるま農園の大麦

はぐるまのハーブ園では、新たに大麦づくりを始めたようです。話を聞いたところ、食用ではなく、昔「大山街道」でお土産として売られていた、麦細工に取り組むとのことでした。

以上、「早野 5月の里山の植物たち」でした。

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早野のヒマワリの兄弟が上原で元気に育っています。

2021-06-14 16:40:13 | 植物

2021年6月14日、月曜日、曇り時々雨

代々木上原のヒマワリが今年も大きな花を咲かせました。

2019年に早野(川崎市麻生区)でヒマワリの種を分けていただいたものです。

次の年からは落ちた種から芽を出し、花を咲かせるようになりました。

というわけで、この代々木上原のヒマワリは、早野のヒマワリと兄弟なのです。

そして、ヒマワリの周りの植物はハーブです。

早野のはぐるまの会のハーブ園のように広くありませんが、上原でもハーブガーデンづくりに取り組んでいます。

このハーブガーデンは古賀政男音楽博物館近くの交差点にあります。

代々木上原にお越しの際は、是非、お立ち寄りください。

▼代々木上原のハーブガーデンと早野の兄弟ヒマワリ

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タマノカンアオイ きのこのふりしてハエ誘う

2020-02-14 11:34:38 | 植物

絶滅危惧種のタマノカンアオイの記事が朝日新聞(2020年2月13日)に掲載されていたのでご紹介します。

紫色の花がタマノカンアオイの花で直径は3~4cmぐらい。

花の姿は世界一大きな花と言われているラフレシアに似ています。

記事の内容はタマノカンアオイの花粉の運び屋の話です。

キノコバエというハエが、タマノカンアオイの花のにおいをきのこと勘違いして

花に来て、体に花粉をつけて飛ぶことで受粉するらしいです。

1988年に首都大学の菅原先生が報告。

カンアオイは日本に50種類ぐらいあるが運び屋がわかっているのはタマノカンアオイだけ。

このタマノカンアオイは絶滅危惧種ですが

東京農業大学や里山ボランティアのみなさんの里山管理活動のおかげで

早野聖地公園内でもタマノカンアオイを見られるようになりました。

▼朝日新聞(2020年2月13日)

今日も早野の里山をブラぶらに来てくれてありがとうございます。

タマノカンアオイを見て、受粉のことなど考えもしませんでしたが、こういう視点で植物をみる人がいるわけですね。

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秋の早野の植物たち

2019-10-26 12:03:11 | 植物

2019年10月21日、月曜日、くもり。

10月下旬の早野の植物・野菜等を紹介します。

▼柿の実がきれいに色づいていました。柿は郷愁を誘いますね~。

▼今年も、早野では稲架掛けによる天日干しが行われたいました。

▼最近つくられたハウスにたくさんのイチゴの苗が。成長が楽しみです。

▼白菜畑。白菜を見ると鍋を連想してしまいます。あと漬物。

▼キダチチョウセンアサガオ?

▼林ヶ池はかいぼりが行われていました。

▼ユウガギク?

▼カラスウリ

▼コセンダングサ

▼イタドリでしょうか?

▼このサトイモの茎と葉っぱ、すごい大きいです。種類が違う?

▼ピンクの花がきれいなカタバミ

▼この小さな菊は何菊でしょうか?とてもきれいです。

▼炭焼き小屋の反対側の畑に咲いているフジバカマ。秋の七草のひとつです。

▼ツルマメ

▼ザクロ

▼きれいに草刈りされた上池の上にある菜の花畑

▼10月のヒマワリ畑

▼不耕作地で見つけた猫。早野ではじめて猫に出会った気がする。

秋の早野もいいですよ。お時間のある方は里山散策を楽しんでください。

早野~寺家を廻ると1日里山歩きが楽しめます。

【紹介】

『多摩丘陵で出会える植物たち』

https://www.tokyo-park.or.jp/tama/understand/creature/plant/autumn02.html

がとても充実してますので、覗いてみてください。

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イチジクは幹生花(果)だった

2019-09-20 10:43:32 | 植物

早野のイチジクを観察して、初めて知しりました。

イチジクは幹生花(果)だったんですね。かんせいかと読みます。

幹生花(果)というのは、植物の幹に直接結実する形態のことをいいます。

カカオ、ドリアン、パパイアなどがそうです。

▼カカオ

▼イチジク(早野で見つけたイチジク)

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