よりみち散歩。

日々の暮らしのなかで心に浮かぶよしなしごとを、こじんまりとつぶやいています。お役立ち情報はありません。

ネットの時代でも、本物に触れる機会は廃れない

2018年10月06日 | コラム
興味のない人は「写真でいいじゃん」「テレビで十分」と
済ませてしまうのでしょうが…。

やはり本物に触れる機会は大事です!

美術鑑賞は、写真やテレビで見るのとは全く違う。

何より、この作品はアノ作者が手掛けて、何百年に渡り
旅をして、今私の前にある!

という感興が、とてつもなく貴重なモノなのです。

複製では、この感動は生まれません。


だから、私は美術展に足を運んだり、
旅行で歴史的建造物を直接見たり、
その地で何かを食することが好きなのです。




昨日から始まった、大好きなフェルメール展。
すごい観客動員数です。

チケット1枚2,500円だから、仮に観客動員数が
少なく見積もって10万人としても…億単位のお金が
チケット獲得に向け、動くわけです。

それだけの人が「お金を払って、機会を逃さず、
本物を直に見つめたい」と思っていること。


今は大抵の情報は、外出しなくても入手できるようになりました。

「心潤せる要素」に時間とお金をかけられるのは、
本当に豊かなことだな、と感じています。


あの名画をよくぞ貸し出してくれたものです