よりみち散歩。

日々の暮らしのなかで心に浮かぶよしなしごとを、こじんまりとつぶやいています。お役立ち情報はありません。

小銭が落ちていたら拾う?

2018年10月22日 | 日記
病院の待合室でのこと。

「あら、50円落ちているわ」
60代くらいの女性の呟きが耳に入る。

しかし人目を気にしてか、床にある50円玉に手を伸ばす風でもない。


お金をネコババするのもよくないが、
循環されない状態で放置するのも、粗略に扱うことだと思うので
私が拾い上げ、その近くにある院内の売店に届けた。

「まあ、ありがとうございます。
 寄付に追加しますね」

売店の女性の対応も機転が効いている。

最初に50円玉を発見した女性も、かすかに安堵したようだった。


最近、お金を届ける機会が増えた。

この前は駅の券売機に置き去りにされた数千円を、駅員さんに届けている。


経験上感じることだが、お金にあまり執着を持たず
大事に扱うと、お金のほうから大事にされる。

損得の感情を入れず、小銭・札の別なく気分のいい使い方をすると、
なぜかきちんとまわってくるものだ。




諭吉は好きだけど数字は苦手