よりみち散歩。

日々の暮らしのなかで心に浮かぶよしなしごとを、こじんまりとつぶやいています。お役立ち情報はありません。

お金は単なるエネルギーである。

2019年12月16日 | コラム


お仕事中のランチは節約してお弁当にしていますが、たまには贅沢をと外に出ました。

お隣の席に70歳前後の女性がふたり。
「私、月のお小遣いは20万円くらい」
「ええ?何にそんなに使うの?」
「美味しいものを食べたいの。ひとりでウナギとビールとか、ステーキとかね。
 だって溜め込んでも勿体ないでしょ。持っていけないんだから」

横で聞いていて、うんうんと頷きました(心の中で)。

溜めることばかりに血道を上げると、今度は使えなくなる。
使ってばかりだと、今度は貯まらない。

使いつつ、貯める。循環させることが大事なのです。

お金とお水はとても似ています。
どちらも溜めているだけでは、澱んで腐敗する。あるいはいつの間にか蒸発する。
うまく流して、まわす。

収支管理をしっかりして、気持ちよく使うこと。これがコツです。
「使えば使うほど増える」ことはありませんが、「貯めれば貯めるほど豊かになる」というのも誤りです。

お金は単なるエネルギー。昔はお金といえば「紙幣と硬貨」のイメージでしたが
キャッシュレス時代になり、いよいよ実体のないものをやりとりしているという
確信が強まりました。

あらゆるものは、目に見える・見えないの区別なく、エネルギーに過ぎないという考え方も
私の中では腑に落ちつつあります。


好循環が金運アップの大前提