思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

苫小牧→大洗 商船三井さんふらわあ さんふらわあしれとこ乗船記その1

2024-07-09 07:09:52 | 2024年の旅行記(国内旅行)
それでは「さんふらわあしれとこ」に乗船しましょう。出航まで1時間ありますが、私が最後の乗船客です。フェリー会社の係にそう言われましたから。



通路の先に係がおり、乗船券のバーコードをスキャンします。カードキータイプですが夕方便と違って深夜便ではカードキーである必要はなし。



エスカレータはなく急な階段を上ります。昔のフェリーという感じがしますね、さんふらわあしれとこが就航したのは2001年、東日本フェリーグループの九越フェリーの「ニューれいんぼうべる」として室蘭~直江津~博多に就航。会社倒産後に商船三井フェリーのさんふらわあつくばと等価交換されて移籍。なのでさんふらわあと名乗ってますが他とは設計からして違います。





船室は4人相部屋で1段ベッド。深夜便はあまり乗ってないので貸切だったという話は聞くが先客がいた。けども靴もないしカーテンの隙間から覗くと荷物が置いてあるのが見えるのでどこかにいるのだろう。窓側にはテーブルがありパソコン作業しやすそう。船内を探検。



風呂は深夜は2時まで、朝は8時からとの案内。時間たっぷりあるので明るい時間に外の景色を望みながら入ろうか。



ビール類は深夜帯は案内所でのみアサヒを販売。キリンの自販機が一番搾りがなくてラガーというのがよい。





レストランコーナーというかロビーというかフリースペースというか。自販機が並び冷凍食品のもあります。本船では食事の提供がありません。



かつてはこの窓から提供していたようで、ネット上に残る古いブログを見ると九越フェリー時代は定食やカレーなどが販売されていたそうで、商船三井フェリーに移籍後もしばらくは乗船時に申し込めば3食セットで食べられたそうですが、そういう縛りが嫌厭されたのでしょう。ちなみにこの窓の向こうの厨房はいまも稼働していてコック(司厨長)も乗っています。というのも乗船時に風呂の時間を案内してくれた人の胸に書いてあったから。それに同社の公式YouTubeチャンネルをみるとRo-Ro船にもひとり乗り込んでいます。誰かが当番制で適当に…ではないんですね。





デッキに出ると夜霧で向かいの出光の製油所がはっきり見えません。



さっき通って来た通路は既に照明が消され、ボーディングブリッジも外されています。八戸からシルバーフェリーの「シルバーブリーズ」が入港と入れ替わりにさんふらわあしれとこが出航。





ロープが外されて定刻通りに出航。







大洗には19時30分着、18時間の航海となります。ともかく出航を見届けましたからセコマで買ったつまみで飲みましょう。



セコマの惣菜、玉子焼きとにらと油揚げの煮びたし、煮卵が好きなんですが売り切れでした。以前と比べて若干値上げしていますが、それでも120~130円で買えるというのは脅威だ。よそのコンビニは真似できない、真似ても200円を超えてしまう。ビールがアサヒなのは致し方なし、飲んだら2時なので寝よう。朝食が無いので起きたいときに起きればよい。



なんかこのクマ、ウサギを口説こうとしてないかい?

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目覚めたのは8時を過ぎていた、同室の人は見かけない。夜中はいたのでもうどこかで本でも読んでいるのかな?顔が分からないのでなんとも。



船は青森から岩手の沖合を航行。





スマホのGoogleマップでは比較的陸に近い所を航行し、アンテナもフルに立つんですが霧で見えません。



乗船時はインド人風の男が3人いたのでロビーの写真は撮れなかった。



国鉄時代の禁煙マークっぽいよね?なにもすることもないのでもう一寝入りしよう。




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