思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

月桂冠大倉記念館を見学する

2017-12-12 22:33:23 | 2017年の旅行記
土曜日の夜は野球シーズン以外では珍しく大阪泊。楽天のポイントが7,000以上溜まっているので金銭的に痛くなかったのもあります。いつものアムザは満室なのでほかのカプセルホテルに宿泊したらあまりに暑くて寝苦しかった。室温計は27度を指しており、それでカプセルのカーテンを閉めれば室内は30度以上は間違いない。翌朝チェックアウトしてどこへ行こうかなあ?京阪のプレミアムカーでも乗ろうかな。デビューして3日目くらいに乗ったけどあれからどうなっただろうか?と思いながら淀屋橋から乗ると半分くらいの埋まりようだが京橋で満席になった。それでも切符を持たずに「一度乗ってみたいんだけど席空いてる?」などとアテンダントに言う人が多い。申し訳ありませんと一般車両に行くよう言われた人が2人ほど、そして枚方で4人降りて3人乗車、なんと樟葉でも1人乗ってきた。

日曜日だからというのはあるだろうが営業的に成功ではなかろうか。目的地が京都だと観光客の利用も見込めるのでね。私は中書島で下車、初めて降りる駅だと思います。



駅から5分ほどでなんともいい感じの景色が広がります。ここ一帯と言えば伏見の日本酒の酒どころ。



月桂冠大倉記念館を見学します。酒飲みとしては一度見てみたいなあとは思っていたんです。入場料は300円必要ですが記念品として限定の日本酒が一合、なので実質は無料というところですかね。



まずは仕込み水をいただきました。すごく冷たいかと思えばさにあらず、癖がひとつもないスッキリした水でした。それでは見学しましょう。







昔の器具を見たり作り方を勉強したりと。今の製法は大分と違うでしょうし、一升1,000円程度のパック酒ならどうなっているんだ?と言いたくなるんでしょうね。でも飲みますけど。



こちらは駅の売店で販売するためにコップ付きの瓶。ワンカップ酒の奔りと言えるでしょう。重たいかもしれないが斬新だったのでしょう。それまでは瓢箪酒や竹筒とか素焼きの徳利くらいしかなかったでしょうし、そもそも汽車の中で酒を飲む習慣があったのかどうか。





月桂冠では昭和天皇や今上天皇の大嘗祭の時の酒を手掛けているとのことで、2019年秋に予定されている新天皇の大嘗祭の酒も恐らく手掛けるのではと思います。もし市販したらプレミア価格になりそうだ。



昔のポスターだが現代的ないい女ですよね。



一通り見学し終わったら楽しい試飲タイム。3種類の用意がありました。まずはここでのみ販売されているという「月桂冠レトロボトル 吟醸酒」。先ほどの汽車用の瓶の復刻で四合瓶。昔の酒の作り方ですと言われましたがその味は…。いまの酒に飲みなれてしまうとなんともつまらない味に感じました。私の好みではなかったです。次には「玉の泉 大吟醸」、大変しっかりした味わいでこっちのほうがいいですね。最後に「プラムワイン」が出てきましたがこういう甘ったるい酒は勘弁してくださいという印象。海外に輸出されて食前酒としては人気があるようだ。でも買ったのは試飲にはなかった奴だけどね。正月用に買っておきましょう。