2007年も大いに野山を駆け巡っていた。沢山の人たちに出会ったし、何より沢山の酒を飲んだ。沢山ギターも弾いたし、沢山歌った。一通り振り返ってみて、まぁ…楽しかった。楽しいだけ、だった。 . . . 本文を読む
年の瀬、師走、師は走るけど、僕は走らない。滅多なことでもない限り、走らない。溜めているんだ。いつの日か全力で疾走するときに備えて。TOKIOもそうだと思う。トイレに行くときを除いて、動いているところを見たことがない。きっと、いつの日にか動く、動かねばならない事態(宇宙人の襲来とか、オランウータンの反乱とか)に備えて、溜めているんだと思う。僕が見てないところで武器の手入れとかもしているかもしんない。 . . . 本文を読む
機能を持たないモノが僕の周りには溢れかえっている。僕の考えが遠く及ばないモノが、吊るされたり、ただ置かれたりしている。それらは宇宙を内包しているのかもしれない。少し大袈裟だから、違うかも。もっと小さく、ジオラマみたいな世界観を内包しているのかもしれない。宇宙を内包しているのかもしれないけど。 . . . 本文を読む
今年一番と言うのは不謹慎なんだけど、そんな事件と言えば不謹慎なんだけど、千葉の婆さんが亡くなったという出来事と言えば不謹慎なんだけど。大きなショックを沢山の人に与え、多くの人に沢山モノを考えさせた。ヒリヒリするような人生があれよあれよと言う間に、失われた事件、と言ってしまえば不謹慎なんだけど。それから、約3か月経って、爺さんが遊びに来た。 . . . 本文を読む
規定値を下回る数のピースしか持って居ないから、79歳の婆さんが入院した場合に、失われゆくもののすべてを歪なカタチで見る。不真面目に見聞きしていたことが、完全な絵をボロボロにしてしまう。焦って、見ようとしてしまうから…。リアカーを引っ張って歩いた事実があっても、伝える側の熱意を無視して、鉄の錆びの感触だけが僕に届く。激動の時代を生き抜いた記憶は、こうやって失われる。 . . . 本文を読む
何をやっているのか?と言うと、トクニ、ナニモヤッテイナイ…。何所に行ったのか?と言うと、ソンナニ、トオクヘハイッテイナイ…。ゴールデンなウィークに、何をしたのかと言うと、ヤエイ時々テニス、のち…YPG。 . . . 本文を読む
評論家になるぐらいなら、文句を言われても、プレイヤーになった方がいい…。アトリエ『123(アン ドゥ トロワ)』&『流』工房のフィドル教室を見学しに行ってきました。オールドタイムで弾かれるバイオリンがフィドルで、簡単に言えばオープンチューニングされたバイオリンがフィドルです。ざっくり教える先生が面白い、くだけた感じの教室で、「音楽を楽しむこと」が、大前提! . . . 本文を読む
しぱしぱする目を擦りながら孝一郎(車)を走らせた。盛岡駅、マリオス前に12時。携帯電話を持っていない人と待ち合わせをするのは何年ぶりだろう…。数分後、奇跡の待ち合わせは成功した。僕は盛岡駅で、賑やかな助手席を拾った。そして、何かが、始まった…始まって、しまった。*写真はROKUさんのアトリエにあった作品です。 . . . 本文を読む
自分の知覚の及ぶ処、または全く及ばない処。中間地帯に居てはいけない。自分の知覚や、常識や規範が及ぶ処に安住してしまう、これを恐れている。ワケノワカリスギルトコロと、ワケノワカラナイトコロをダッシュで往復する毎日が望ましい。軌道なんて何処にもないんだ。見えないものは、信用しない。 . . . 本文を読む