札幌の道立近代美術館で開かれているセザンヌ主義といった美術展です。美術展には父と呼ばれる画家への礼讃、というサブタイトルがつけられている。「近代絵画の父」と呼ばれたポール・セザンヌ。彼に影響を受けた画家は幅広くピカソ、ゴーギャン、マティスらといった人たちをはじめ、日本の安井曾太郎、森田恒友、岸田劉生らもその中に含まれ、日本の洋画画壇においても少なからぬ影響と広がりを見せている。今回の展示会はセザンヌの作品約40点と彼の影響を受けた作家の作品約100点を展示し、受け継がれたセザンヌ主義の広がりを紹介している。