BLACK SABBATH - "Black Sabbath" (Official Video)
ご無沙汰しております。
とりあえず、普通に生きております。
昨年の秋から更新ペースを意識的に上げてがんばってきました。
黄金週間でどっと疲れを感じ、ネタ切れによるガス欠感が思ったより重症で、
ブログを更新する気力・体力を失っていました。
「心の音楽のふるさと」から再スタートいたします。
何年も前に録画しておいて、すっかりそのことを忘れていた『メタル・エボリューション』というドキュメンタリー番組をたまたま連休中に観たところ、なかなか興味深い内容であった。
ヘヴィ・メタルがどのようにして生まれた音楽なのか?
メタル人類学者サム・ダン氏が英国、米国などあちこちを取材して、いろいろなミュージシャン、プロデューサー、学者などから貴重な証言を引き出していた。
ジャズ、クラシック、ブルーズなど、色んなジャンルから派生していることがわかり目から鱗であった。あと、ギターの音を歪ませるディストーションサウンドの起源についての取材も興味深かった。
いろいろな曲が取り上げられていた中で、1970年に発表されたブラック・サバスのファーストアルバム『BLACK SABBATH』のトップに収録されている"Black Sabbath"について、ギーザー・バトラー氏とビル・ワード氏の証言がもっとも印象に残った。この曲の印象的なイントロは、ホルストの組曲『惑星』の「火星」がヒントになって作られたものであると。なるほど、そう言われてみれば確かにそうだ。これは有名なエピソードなのかもしれないけれど、今回初めて知った。両方とも大好きな曲で長年親しんで聴いてきたのに、今までぜんぜん結びつきに気が付かないで生きてきてしまった。
ちなみにホルストの火星はこちら。
ホルスト: 組曲「惑星」:火星(戦争の神)[ナクソス・クラシック・キュレーション #カッコ良い]
リッチー・ブラックモアやイングヴェイ・マルムスティーンなど、クラシック音楽をメタルに持ち込んだミュージシャンは好きでよく聴いてきたけれど、より歴史が古いブラック・サバスはこの点についてノーマークだった。。。ブラック・サバスはジャズをメタルに発展させてきたバンドという印象が強かったので、クラシックとの関連は盲点だった。
というわけで、とりあえず今回は第1話を観ただけなので、まだまだ楽しみは続きます。いろんな発見に出会えそうでワクワクしています。