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The Rolling Stones Rock and Roll Circus (4K HD Trailer) | ABKCO Films

2020年07月08日 | 音楽

The Rolling Stones Rock and Roll Circus (4K HD Trailer) | ABKCO Films

先日WOWWOWで放送された『ザ・ローリング・ストーンズ ロックンロール・サーカス』を、
何の予備知識もなく拝見しました。
HR/HM好きにとってオヤ!?となった場面がありました。

ライブ演奏のトップバッターとして登場したのは、JETHRO TULL
当時まだデビューしたての新人バンドだったようです。
正直なところ、彼らについては名前だけ知っていて、その音楽はあまり聴いたことがありませぬ。
伊藤政則氏のラジオ番組等でオンエアされたのをたまたま聴いたことがある程度。
演奏する姿を映像で見るのは、もしかするとこれが初めてかもしれません。
ときたま片足でフルートを吹くイアン・アンダーソンは、王貞治もびっくりの一本足打法ならぬフラミンゴ奏法!?
なかなかインパクトのあるお姿でした。
彼の隣で、ややうつむきながらギターを弾いているギタリストは左利きでした。
帽子を目深にかぶっており、お顔がよく見えませぬ。。
エンドロールで各バンドのメンバーが記載されており、JETHRO TULLのところでビックリ!
サウスポーのギタリストはトニー・アイオミでした。
このときのギターはストラトキャスターだったのでよけいにわからなかった。。
トニー・アイオミのギターといえば個人的には、SGのイメージしかなかったから。
この映画が撮影された1968年当時、彼はJETHRO TULLのメンバーだったんですね。
まだブラック・サバス(その前身のアースですら)を結成する以前のお姿。
JETHRO TULLといえば、1989年にグラミー賞ベストHR/GM部門が新設されたとき、METALLICAが賞をとるのは鉄板だと思っていたら、なぜかこのJETHRO TULLが受賞してしまい、当時のファンは全員椅子から転げおちたというエピソードが思い出され、そういえばこのバンドの名前を初めて知ったのはその時でありました。
残念ながらトニーの勇姿は上記のトレーラー動画には映っておりませぬ。。

あと個人的に驚いたのはジョン・レノンのバンドTHE DIRTY MAC。
今で言ったら超豪華メンバーのスーパー・バンドですよ。
ジョン・レノン (G, VO)
エリック・クラプトン(G)
キース・リチャーズ(B)
ミッチ・ミッチェル (D)
バンドはこの日限定で結成されて、後にも先にもこのときだけだったようです。
演奏もビートルズの”YER BLUES”1曲のみでした。
(商品には"ビートルズの"REVOLUTION"のリハーサル音源が収録されているらしいです)

もし、このメンバーで新アルバム作って、ワールド・ライブツアーなんかもやったら、きっと世界中が大騒ぎになったことでしょうね。これが撮影された1968年12月といえば、ビートルズの4人はすでにバラバラ状態だったけど、バンドそのものはまだ解散していない。ローリング・ストーンズは薬物問題を抱えていたブライアン・ジョーンズが翌年に脱退し、その直後に亡くなってしまう。ミッチはジミ・ヘンドリックスとの活動が忙しかっただろうし、エリックはクリーム解散直後で唯一手が空いていたかもしれないけれど、なんだかんだでやはりこのメンバーでパーマネントな活動は難しいかったでしょうな。。逆に、単発1回こっきりだったからこそ、このドリームチーム結成が可能だったのかもしれません。

というわけで、思いがけなく貴重なものを見せていただきました。これのブルーレイを買っちゃうかもしれません。



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