響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

おしゃれな翻訳物の世界。

2010-12-20 | 科学と科学者
装丁というのはどうも、その国に合わせて、その国のニーズというか流儀というか、何かを反映したものになるようですね。タイトルもごんごん変わる。村上春樹さんの小説『スプートニクの恋人』のロシア語訳!(ということがすでにすごい感じがするのは私だけでしょうか。スプートニクとはロシアが打ち上げた宇宙衛星の名前ですね。このあたりについて、よろしければこちらをご参照ください↓)

週刊リョーシカ!
SPECIALコンテンツ2008 「ほんとうのマトリョーシカ。」
第4回:スプートニクとマトリョーシカ。
2008-07-15掲載
http://www.famipro.com/ryosika/matory_004.html


で、話は戻りまして、スプートニクのロシア語訳のブックデザインもびっくりした記憶があります。画像はこのサイトで見かけました。今見たら、レキシントンのほうがすごい。びっくりしました。

ま、ことほどさように、日本ものが輸出されるとオリエンタリズムというムードにあっさりなってしまうわけですが、これが逆になるのが、おしゃれな翻訳物の世界であります。

というわけでタイトルも素敵なこの翻訳もの、
ポール・スローンのウミガメのスープ
ポール スローン,デス マクヘール
エクスナレッジ


実際にはクロスワードパズルブックみたいな表紙の薄い本です。でも中味はイラスト満載で、読めば読むほど、ウミガメのスープでもよかったんじゃ……と思うんだけど、きっとアメリカではそれじゃ売れないということなのでありましょう。……ってそれじゃあべこべか!

Challenging Lateral Thinking Puzzles
Sterling Pub Co Inc





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