2009/4/22にお休みを取ったので、倉敷市立美術館の「アーツ&クラフツ」を見に行ってきました。(美術展覧会だけに写真はなしです)
アーツ&クラフツとは、ウイリアム・モリスというひとが主導した運動で、工業化が進んで粗悪なデザインな量産品が増える中、よりデザインのよい職人によって作られた物を広めようとしたものです。
この展覧会では、モリスらの商会の作品からさらにアメリカに広がっていった辺りまでの作品を広く展示してありました。
この運動自体は、、アール・ヌーヴォーや日本の民芸運動にも影響を与えていたそうです。
倉敷には倉敷民藝館というところもあるし(今回の展示には特別協力しているとのこと)、様々な民芸品も多くありますので、感覚的なところは馴染みやすいものかもしれません。
展示では、美術品とは違い、椅子や壁紙、刺繍など生活に関係する道具などが多くを占めており、親しみ安い感じでした。
そういえば、倉敷では、暮らし器・暮らし木展なども行われていて、これも近いものなのだろうなぁと思いました。